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科目:バラ科

原産国:日本

花の色:白

大きさ:高さ約10㎝~15㎝

高山に自生する可憐な高山植物

標高の高い山などに生えるきれいな花です。乾燥した気候を好むため、育てる際には少々注意が必要です。

育て方

チングルマは本州の北部に分布する低灌木で、湿度の高い草原地帯に自生する高山植物です。早春に芽出しがはじまり、開花は5月~7月にかけてです。主体となる幹を中心に、低く這うように枝を伸ばします。枝は伸びすぎると姿が乱れるので、剪定をおこなって形を整えます。切った枝はさし木に使えます。

育成に適した環境

日当たりを好む植物です。元々、開けた草原に自生する植物なので出来るだけ日にあてるようにします。雨に株が傷むこともあるので、軒下などの雨が直接あたらない場所で管理します。また、風通しがよいこともうまく育てるポイントです。

夏に咲く高山植物なので、比較的耐暑性はありますが、低地では高地よりも温度が高くなるので、半日陰で育てるようにします。直射日光にあたると葉焼けするのでよしずなどで50%ほど遮光します。

また、冬は乾燥を嫌うので、寒風の当たらない場所で管理します。冬場は株が休眠します。水ごけや落ち葉で防寒と乾燥を防ぎます。用土は通気性と保水性の両方を兼ね備えた土が向いています。市販されている山野草の専用土を使うと簡単ですが、自分で配合するなら鹿沼土を主体にして、多孔質の砂を混ぜたものを用います。

肥料は、4月~6月と9月~10月にかけて月2回程度液体肥料を施肥します。合わせて春と秋に1回づつ固形肥料を置き肥します。夏は株が弱っているので肥料は与えません。また、冬も株が休眠するので、肥料を与えません。

種まきの時期

種まきとさし木で増やすことができます。種は自家採取でとることができます。花が終わるとタンポポの綿毛のような毛ができます。綿毛の先に種がついているので、綿毛を切って専用の培養土にまきます。軽く覆土し、発芽するまで乾燥させないように管理します。発芽まで1カ月程度かかります。種まきの適期は、採取してすぐにまくとりまきの場合は、9月~10月、保存した種の場合は、3月にまきます。

さし木の適期は5月です。枝を切り取り、清潔なさし木専用の土にさします。発根するまで乾燥しないように注意して、発根するまで1~2カ月管理します。

水やり

水を好む植物です。乾燥が苦手なので、土が乾いていたら水をたっぷり与えるようにします。夏は涼しくなる夕方以降に与えるようにします。日中に与えると、水が温まり根腐れの原因になります。冬は水やりは控えますが、土が乾燥しているようなら、湿る程度に水を与えます。

気を付けたい病気

うどんこ病 炭そ病

梅の花に似た清楚な花姿

高地に自生する植物で、比較的育てやすいため愛好家に人気のある高山植物です。梅の花に似た白い5枚の花弁をもつ花は、清楚な美しさがあります。花の後は、長い綿毛のついた種ができます。秋になると種はやがて風に乗って、散らばっていきます。葉は秋なると紅葉します。綿毛が風になびく姿が、子供の風車に似ていることから「チングルマ」の名前がついたと言われています。

華やかさはありませんが、高山植物らしい素朴な美しさを持つ花です。その愛らしい姿から愛好家に好まれる植物です。

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