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科目 ススキノキ科

原産国 アフリカ、マダガスカル島

花の色 赤橙色

大きさ 高さ60cm~100cm

食用や治療など様々な用途に使われる万能植物

肉厚の葉が特徴的な多肉植物で、南アフリカ大陸を中心に、マダガスカル島、アラビア半島、インドなど広い地域に分布しています。多く流通しているのはキダチアロエやアロエベラなどです。

育て方

一般的に流通しているアロエは寒さにやや強く、氷点下を切らない環境であればある程度は越冬が可能ですが、アロエベラは寒さに弱いため屋外での越冬は厳しいです。アロエは多肉植物の中では比較的育てやすく、日当たりのいい場所に置けばめったに枯れることはありません。また、キダチアロエやアロエベラは、果肉を薬用や食用に利用することができます。特に難しい手入れの必要はなく、一年を通して日光に当てると丈夫に育ちます。日光が不足すると茎が細くなり、発色も悪くなって根本から枯れ始めます。丈が伸びてバランスが悪くなったら、切り戻しを行います。切り取った葉は挿し木することができます。ただしアロエベラは根が出ないため挿し木ができませんのでご注意ください。切り戻しをした株からは脇芽が出て、葉がたくさん出てきます。

育成に適した環境

水はけの良い土を好みます。市販のサボテン、多肉植物用の培養土を使うと良いでしょう。自分で土を作る場合は、小粒の赤玉土7、腐葉土かピートモス2、川砂1の割合が適しています。あまり大きくしたくなければ腐葉土を減らします。植え付けは、鉢植えも地植えも4~5月か、9~10月が適期です。地植えにする時は、水はけが良く日当たりの良い場所を選びましょう。アロエを地植えにすると地下茎を伸ばしてどんどん子株をつくっていきますので、スペースに余裕をもって植えるようにします。また、水はけの悪い土に植えると夏場に根腐れを起こしやすくなるので注意しましょう。地植えほど大きくはなりませんが、鉢植えにした場合も2年に1度は植え替えが必要になってきます。根が、水分を含んだ株を支えきれず倒れてしまう場合があるからです。生育期に入る春頃に植え替えると秋には株がしっかりと根付きます。肥料は、春に1度、固形肥料を置きます。肥料過多になると枯れやすくなりますので与え過ぎないようにします。また、食用として育てる場合は油かすなどの有機肥料を与えましょう。屋外での越冬は0度以上であれば可能ですが、北風の吹き込む場所やあまりに寒さが厳しい場所だと枯れる場合もあります。心配な時はビニールなどで株を覆います。

種まきの時期

市販の種か、採取した種を発芽させることができます。種まきは3~5月に行います。小粒の赤玉土の上にばらまきし、日陰で水切れしないよう気をつけながら管理します。発芽したら風通しの良い明るい日陰に移し、本葉が4~5枚になった頃、元気な苗を選んで鉢植えや地植えにします。また、株分けや挿し木でふやす事ができます。春から夏の間が適期です。株分けは植え替えの際に行います。親株の周りできた子株をナイフで切り分けます。挿し木は、切り取った茎を日陰で1週間乾かし、切り口が乾燥してから行います。その後、用土にしっかりと挿し、支柱で支えます。やがて根が出てきます。

水やり

乾燥に強い植物なので、1ヶ月ほど水やりをしなくてもめったに枯れることはありません。逆に過度の水やりで根が傷みやすくなります。鉢植えは、春から秋までの生育期は1週間に1度たっぷりと与えるようにします。冬場はほとんど水やりの必要はありません。地植えの場合は植え込みをした時以外は水やりしなくても大丈夫です。特に冬場は、地植えのアロエには水を与えないほうが寒さに耐え抜きます。また、夏期の水やりは夕方の涼しい時間に与えます。

気を付けたい病気

アブラムシ、カイガラムシ、ワタムシ

水やりに気をつければ初心者でも長く育てられる

アロエは「医者いらず」とも呼ばれており、食用、薬用、美容にと幅広く利用されています。水の与え過ぎに気をつければ、初心者でも長いお付き合いのできる植物で、鑑賞用としてだけでなく、日常生活の中でさまざまな用途に利用する楽しみもあります。ただ、頻繁に葉を切り取っているとどんどん株が小さくなり、アロエの生長が追いつかなくなりますのでバランス良く利用したいところです。

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