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科目  マメ科

原産国  熱帯アジア

花の色  淡紫色

大きさ  高さ50㎝(庭植え)、10㎝(プランター)

淡紫色の花も美しいマメ科の野菜

インドや熱帯アジアなどでよく食べられているマメ科の野菜です。切り口が四角く見えるのが、名前の由来です。スイトピーに似た淡紫色の花も美しく、鑑賞用としても楽しめます。

育て方

熱帯アジアが原産で、日本では、1960年代に沖縄で栽培が始まりました。若いサヤを食べるのが一般的ですが、葉・花・さや・種子・イモ(塊根)などすべての部分を食べることができます。サクサクとした歯ごたえでわずかな苦みがあり、食べ方は、塩ゆで、天ぷら、炒め物などが適しています。サヤの長さは15cm程度、翼のようなものがついていて、英語では、winged bean(翼のあるマメ)と呼ばれています。

用土には、植えつけの2週間ほど前に、酸度調整とカルシウム補給のために1平方メートル当たり苦土石灰150gを混ぜ込んでおきます。1週間前までに完熟堆肥も1平方メートル当たり約2kg、有機配合肥料を1平方メートル当たり40gほど施肥します。深く耕して根を深く張らせ、株を健康に育てます。
花が咲き出したら、株のようすを見ながら追肥をします。窒素肥料が多すぎると、つるボケして着果がわるくなるので注意が必要です。マメ科植物なので、肥沃な畑ならば、追肥の必要はありません。

主な作業としては、つるが伸び始める前に、2m以上の支柱を株のわきに立て、園芸用ネットを張り、つるを誘引します。生育が旺盛すぎる場合は、摘芯して側枝を伸ばすと着果は早まります。5月に植えつければ、7月には2mを越えるカーテンができ、薄紫色の花が咲きます。開花後20日ほど経って、サヤの長さが15cm前後になったら収穫します。収穫が遅れると、サヤが固くなり、株への負担が増えることによって株も弱るので注意が必要です。つるや葉が茂って見つけにくいので、かき分けてサヤを探します。水分不足もサヤが固くなる原因になるので、乾燥を防ぐために敷きワラや水やりもします。

育成に適した環境

日当たりと風通しの良い場所が適しています。連作障害を起こしやすいので、前年にマメ科の植物を植えた土は避けます。暑さには強いですが、乾燥に弱いので、敷きワラをし、夏には十分に水やりをします。インゲンと同じく寒さや霜に弱いので、十分に暖かくなってから栽培します。15℃以上の気温があれば、よく育ちます。

種まきの時期

5月中旬ごろに種をまきます。遅まきすると、花つきが悪くなります。直径9㎝のポリ鉢(3号)に、原肥入りの培養土を入れて、種を3~4粒まきます。タネをまいてから発芽するまでは乾かさないようにし、発芽したら2本になるように間引きします。本葉が3、4枚になったころに、65cmほどの深型プランターでは2株植え、庭植えでは株間約50cmで苗を植え付けます。生育が旺盛のため、庭植えの方が望ましいですが、プランターの場合は、土がたっぷり入る深型を選びます。

水やり

土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりします。

気を付けたい病気

風通しが悪くなると病害虫が発生しやすくなります。まれに、マメシンクイガやシロイチモジマダラメイガの仲間が発生することがあります。発生した場合は、殺虫剤を散布します。

暑さや病気に強い家庭菜園向きの野菜

育てやすく、食べても美味しいマメ科の野菜です。最近は、緑のカーテン植物としても人気だそうです。庭がなくても、深めのプランターで育てることができるので、ベランダでの家庭菜園デビューにぴったりかもしれません。スイトピーのような可愛らしい淡い紫色の花を観賞したり、やわらかい緑色のサヤを、サラダやスープに利用して、料理の彩りをプラスしたり、色々な楽しみ方できそうです。

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