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科目ラン科

原産国中南米

花の色白、ピンク、赤、黄、橙、紫、茶、複色

大きさ高さ20cm~60cm

気高く豪華な花はラン界の女王にふさわしい

育て方

中南米に分布するラン科の植物です。多肉植物のように肉厚で艶のある葉を持ち、花はランの中で最も気高く豪華な印象で大変人気がありますが、育てるのは難しく、園芸上級者向けの植物となります。冬・春咲きの品種と夏・秋咲きの品種があり、それぞれ育て方が違ってきます。冬に開花させるためには気温の高い環境に置く必要があるため、温室で育てるのが一般的です。18度くらいで蕾が付きます。夏・秋咲きの品種は、秋から冬にかけて新芽を出し、気温の高い夏から秋に開花するため日本の四季に合っており比較的育てやすいです。また、不定期に開花する品種もあります。耐寒性があまりなく、真夏の直射日光に弱いため、屋内、屋外共に寒過ぎず暑過ぎない場所で置き場所を調節しながら育てると良いです。品種によりますが、だいたい7度までが耐寒気温です。株が鉢から溢れそうになったら植え替えまたは株分けをします。肥料は、新芽が出始めた頃、緩効性化成肥料か油かすを2ヶ月に1度与えるか、薄めた液肥を2週間に1度与えます。花が咲き終わったら花を切り落とします。その際、バルブも切り落とさないよう注意します。次の新芽が出なくなってしまいます。

育成に適した環境

日当たり、風通しの良い環境が適しています。気温が15度以上あれば屋外で育てることができます。その際、真夏は直射日光で葉焼けしないような半日陰に移動させます。カトレアは高い木の上や岩などに自生する着生種のため、吊るして育てるのに適しています。冬は屋内の暖房の当たらない暖かい場所に置きます。冬・春咲きの品種は、冬の間にある程度気温の高い環境に置き、バルブを育てる必要があります。寒い環境に置くとバルブが太らず、花付きが悪くなります。夏・秋咲きの品種は春の暖かい時期にバルブが育つので育成の難易度は低くなります。

種まきの時期

一般的には株分けでふやします。4月または9月の花が終わった頃が株分けの適期です。株が鉢に食い込んでいる場合は鉢を割って株を取り出します。切り離す時は、病気を防ぐため殺菌したハサミを使うようにします。株分けの際、株が傷むため、バルブが小さくなって花が咲かなくなることがあります。株よりひと回り大きな鉢に水苔、ヤシ殻チップ、バークチップなどを詰めて植え付けます。鉢は、通気性の良い素焼きのほうが根腐れを起こしにくいです。特に水苔を使う場合は多湿になりやすいので気を付けます。

水やり

夏前~夏の終わりの間はたっぷりと水やりをします。カトレアは夕方に水やりをした方が良く育ちます。暖かい時期は乾燥し過ぎないように水を調整します。秋の終わり頃から徐々に水やりを控え、やや乾燥した状態にします。しかし、蕾がついているうちは水分を切らさないようにします。冬に休眠期に入る品種は、冬は乾燥気味の状態を保ちます。また、冬は水道の水が冷たすぎるため、そのまま与えず汲み置きをして室温と同じぐらいに温まった水を与えるようにします。

気を付けたい病気

ウイルス病、モザイク病、ナメクジ、カイガラムシ

夏・秋咲きの品種は温度管理しやすく比較的育てやすい

カトレアは、ベテランの園芸愛好家が育てているイメージを持たれている方も多いと思います。最近は、夏・秋咲きの温度管理のしやすい品種も増えていますが、冬・春咲きのスタンダードな品種を育てるには温室のような設備がないと育てるのは少々難易度が高いです。しかし、育成の難易度が高い分、ラン愛好家にとっては育てがいのある植物ともいえます。初心者の方のラン栽培なら、まずはシンビジウムから育ててみるのがお勧めです。

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