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科目 キク科

原産国 地中海沿岸

花の色 紫

大きさ 高さ100cm~150cm

苗の植え付けは株が小さいうちに行う

アーティチョークは、地中海沿岸を原産地とするキク科の多年草です。開花前の若い蕾はフランス料理やイタリア料理に利用されており、ヨーロッパでは野菜として親しまれています。日本ではどちらかというとハーブや切り花として知られています。

育て方

生長すると草丈が150~200cmの高さになります。アーティチョークの育成は家庭ではやや難易度が高く、植え付ける場所の土質などに注意します。耐寒性はやや強く、屋外で冬を越せますが、霜で株が傷む場合がありますので、心配な時は藁や腐葉土を被せて株元を保護します。花が終わったら深めに切り戻しをします。冬は地上部が枯れ、春になると再び芽が出ます。地上部植え付ける場所を50cmほど掘り起こして植え付けます。一度植えた後の移植は難しく、再び根付かせるのは困難です。また、草丈が高いため鉢植えには適しませんが、鉢植えにする場合は10号以上の大きな鉢を用意します。ハーブの部類に入るため追肥はしなくても大丈夫ですが、必要に応じて春と秋に2度行います。鉢植えは生長期に薄めた液肥を2週間~1ヶ月に1度与えても良いです。手入れの際、葉のトゲには充分注意します。

育成に適した環境

日当たりの良い涼しい環境が適しています。土質はやや粘土質のアルカリ性寄りの土を好みます。冬の寒さには強く、-2度まで耐えることが出来ます。地植えをする場合は、腐葉土を混ぜて水はけを良くし、苦土石灰を混ぜ込みます。1から土を作る場合は小粒赤玉土6、腐葉土3、川砂1の配合で作り、苦土石灰を適量混ぜ込みます。ゴボウやタンポポのように根が1本真下に伸びていく性質があるため深めに掘ります。その際、緩効性化成肥料か油かす、堆肥などを混ぜておくと良いです。植える時は根を傷めないようポットの土ごと上付けます。その後、たっぷりと水やりをします。

種まきの時期

種まきは3~4月、または9月~10月に行いますが、日本では春のほうが適しています。市販の培養土か種まき用の土を入れたポットに1~3粒ほど種まきをします。薄く土を被せ、乾燥に注意しながら明るい日陰で管理します。2週間ほどで発芽します。その後、間引きをし、本葉が4~5枚になったら植え付け可能になります。植え付けのタイミングを逃すと根付かなくなりますので気を付けます。種まきした翌年から収穫ができるようになります。株分けは9月が適期です。子株を切り取り、鉢に植え付け、そのまま冬を越します。根が充分に伸びたら翌年の初夏の頃地植えします。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。やや乾燥気味のほうがよく育ちますが、極度に乾燥し過ぎても根が傷んで生育が悪くなります。地植えの場合は、植え付けの時にたっぷりと水やりをすれば、その後は降雨のみで大丈夫です。夏場、あまりに乾燥が酷くて水やりをする時は、朝か夕の涼しい時間帯に行います。冬場は株が休眠しているため水やりの必要はありませんが、よっぽど乾燥する時は気温の上がる日中に水やりをし、水分が凍結しないよう注意します。

気を付けたい病気

アブラムシ

若い蕾はイタリア・フランス料理の食材の定番

アーティチョークは、日本では育てるのが難しいとされています。その分、立派な蕾が育った時はうれしさもひとしおです。上手く育ったら、せっかくなので蕾を収穫をして食べてみましょう。食べ方は簡単です。塩ゆでにして、ガクを丁寧にはがし、中の身をいただきます。でんぷん質で、味はソラマメに似ています。また、薬効としては、アーティチョークに大量に含まれるシナリンという成分がアルコールの分解や消化吸収を助けるといわれています。干した葉をハーブティーにすることもできますので、挑戦してみてください。

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