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科目 ツツジ科

原産国 中国、朝鮮半島、日本

花の色 複色(白、紫)

大きさ 高さ約20㎝~40㎝

管理は繊細に

花が咲くまでに二年かかる二年草です。春に種まきし、発芽した後は小さい苗のまま一年を過ごし、二年目の8月~11月に花をつけます。花はとがった花弁をもつ星形で、茎の先に枝分かれして花をつけます。別名「イブニングスター」とも呼ばれる花は、薬草として、また、フラワーアレンジメントとしても使われます。

育て方

直根性の植物なので、移植を嫌います。植え付けは二年目の株で行うようにします。ポットから取り出した際は、根鉢はくずさないようにし、丁寧に植え付けます。

育成に適した環境

二年草の植物です。一年目は、苗は小さいまま育ち、二年目から茎をのばして花をつけます。一年目は急な環境変化に弱く、直射日光にも弱いので、半日陰で育てるようにします。二年目からは、日がよく当たる場所で管理します。自生している苗は、日当たりのよい野原で、周囲に樹木のない場所で育ちます。センブリの育て方のコツは、野生で生えている状態に近い環境を再現することです。日当たりや用土を細かく管理するようにします。

用土は水はけのよい土を好みます。山砂に水ごけを混ぜたものなど、山野草栽培専用の土を使うようにするとよく育ちます。肥料は控えめに施すようにします。自生している苗は、比較的やせた土地で育つので、肥料の与えすぎには注意します。

土の養分だけでも育ちますが、生育期の春と秋に標準量の半分ほどの肥料を与えても構いません。与えすぎると、多肥による根腐れの原因となるので量を調節するようにします。

種まきの時期

種まきで増やすことができます。二年草なので、種をまいてから花が咲くまで2年かかります。種は自家採取して保存しておきます。

種まきは春が適期です。種は極少なので、水やりの際に流れてしまわないように注意します。鉢底に水を張った器を置いて底面から吸水させる方法なら、種が流れでません。種をまいたら覆土はしません。そのまま半日陰で管理し、発芽した後は、徐々に日光に慣れさせるようにします。苗が大きくなってきたら高温乾燥に注意し、雨に当てないように管理します。

水やり

一年目の生育中の苗は急激な環境変化に弱いので、気温の変化や水やりの変化に注意するようにします。また、水温の急激な変化にも注意するようにします。一年目の苗は、小さく弱いので、過湿にならない程度、乾燥しない程度と微妙な管理を行う必要があります。

気を付けたい病気

アブラムシ

薬草の効能がある

薬草としてよく知られている植物です。健胃剤として漢方に利用されています。センブリの全草を乾燥させ、煎じたり、粉状にすりつぶして服用します。センブリは、薬草として効能がありますが、味は大変苦く、千回身震いするほど苦いので「センブリ」という名がついたと一説では言われるほどです。それほど苦い薬なので、丸薬にして飲みやすくした薬もあります。

センブリは薬としてだけでなく、花も鑑賞用として楽しめます。小さく、可憐な花は素朴なかわいらしさがあり、山野草を主体としたガーデニング作りに向いています。切り花としても楽しめるので、一石二鳥とも言える植物です。

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