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科目  キク科

原産国  地中海沿岸

花の色  黄

大きさ  高さ10~60cm

冬の花壇に欠かせない美しいシルバーリーフ

寒さに強く、白い葉が色鮮やかな花を引きたてることから、冬の花壇の寄せ植えに活躍します。多年草で、株が年々大きくなるため、数年に一度切り戻して形を整えます。

育て方

シロタエギクは、キク科セネキオ属のセネキオ・キネラリアを指すのが一般的です。タナケツム属の一種(通称シルバーレース)や、ケンタウレア属のセントーレア・ギムノカルパも、シロタエギクと呼ぶこともあります。どれも白い毛の生えたシルバーリーフで、花との寄せ植えで背景に使いやすく、主役をよく引き立てます。初夏には、黄色の小さな花を咲かせますが、花に栄養を取られると、夏を越しにくくなります。早目に切ってしまいます。

用土は、水はけと通気性に富み、適度に水もちがよい土を好みます。市販の草花用培養土か、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの割合で混ぜた土を使います。庭植えの場合は、植え付けの場所の水はけが悪ければ、土を耕し、腐葉土や堆肥を2~3割混ぜておきます。
肥料は、植え付けの際に、緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。生育期の3月~10月は、緩効性化成肥料を2ヶ月に1回追肥します。また、花ものと寄せ植えすることが多いので、花ものに合わせて施肥しても大丈夫です。

ふやしたい場合は、さし木でふやします。
さし木は、3月~10月が適しています。茎を10~15cmの長さに切り取り、余分な水分の蒸発を防ぐため、下半分の葉っぱを取りのぞきます。切り口を0.5~1時間、水に浸け、赤玉土(小粒)など清潔な土にさします。1ヶ月ほどで発根するので、根が十分に生えたら、鉢植えや庭植えにします。

主な作業としては、「切り戻し(花茎切り)」があります。
草丈が徒長(ひょろひょろと伸びる)したら、好きな位置で切り戻します。また、花が咲くと、草姿が乱れ、株が弱って夏を越しにくくなります。花はマメに切り取ります。また、枯れた葉や花も、そのままにしておくと、病害虫を引き寄せる原因になるので、早めに取りのぞきます。

育成に適した環境

日当たりがよく、水はけのよい場所が適しています。日照不足では、葉が緑色になります。夏の高温多湿で、株元が蒸れやすいので、風通しのよい場所で育てます。耐寒性が強いので、霜が当たっても大丈夫です。

種まきの時期

種まきの時期は、発芽適温は15~20℃なので、9月~10月か3月下旬~5月中旬が適しています。ただ、気温と湿度が高い時期は弱りやすいので、はじめて育てる方は秋に種まきをした方が安心です。
手順としては、まず底の浅い平鉢に、赤玉土(小粒)かピートバンを入れ、種をばらまきます。うすく土をかぶせ、乾燥しないように水やりをして、日陰で管理します。7~10日で発芽し、本葉2~3枚になったら、生育状況の良いものを選んで、育苗ポットに植え替えます。本葉が4~6枚になって、育苗ポットに根が回ったら、鉢や地面に植え替えます。
苗植えは、園芸店に出回っている時期であれば、いつでも植えつけ可能です。鉢植えの場合は、苗よりも1~2回り大きな鉢に植え付けます。庭植えの場合は、苗の2倍の植え穴を掘り、株同士の間隔を20~30cm空けて植えます。どちらの方法でも、根に付いた土をほぐしてから植えると、根ばりがよくなります。生育が旺盛なので、鉢植えの場合は、根詰まりし始めたら、そのつど根鉢をくずして植え替えます。

水やり

乾かし気味に育てます。土がよく乾いたら、たっぷり水やりをします。蒸れに弱いので、水のやりすぎに注意します。庭植えの場合、水やりは不要です。

気を付けたい病気

病気や害虫に強い植物ですが、気をつけたい害虫は、アブラムシです。
春から秋にかけて、風通しの悪い環境だとアブラムシが付くことがあります。茎葉に寄生して栄養を吸い取り、生長を阻害します。また、排せつ物がすす病を誘発する可能性があります。見つけ次第、薬剤を散布します。

寄せ植えにもアレンジメントにも活躍

冬の寄せ植えで活躍するシロタエギクは、白い葉がとても美しく、花色が鮮やかなパンジーや葉牡丹、ガーデンシクラメンなどと合わせると、相乗効果でどちらも美しく見えます。最近では、切り花として、アレンジメントのグリーンに使われるそうです。花をこまめに摘んで、夏を越すことができれば、何年も楽しむことができます。とっても重宝しそうな、シルバーリーフ、ご自宅の鉢や庭に、仲間入りさせてみるのはいかがでしょうか。

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