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科目 ユキノシタ科

原産国 オーストラリア東部

花の色 白、ピンク

大きさ 高さ30cm~200cm

春~初夏にピンクの小さな花を次々と咲かせる

小さなピンク色のかわいらしい花が次々と咲く、半耐寒性の常緑低木です。オーストラリアが原産で、日本の夏の高温多湿と冬の寒さには適していません。

育て方

夏期は3~6月と、長く花を楽しめます。日本では夏の暑さで枯れてしまう場合が多いです。植え付けは3~5月に行います。花の咲いている状態の苗を購入して植える場合が多いです。根を傷つけないよう、ポットの土も一緒に植え込みます。土は市販の花用の培養土8、鹿沼土2の配合で混ぜ、水はけを良くします。市販の培養土に緩効性化成肥料が入っているので肥料を与える必要はありません。追肥は、花が咲いている間は1~2週間に1度、薄めた液肥を与えます。基本的にアイノカンザシは肥料をあまり必要としません。株が大きくなると根詰まりが起きやすくなるため、鉢替えをすると良いです。鉢替えは春に行います。苗の植え付け時と同様、根を傷つけないよう土ごと植え替えます。また、大きな株ほど根付きにくくなるので注意します。花が終わったら切り戻しをします。

育成に適した環境

日当たり、水はけ、風通しの良い環境が適しています。耐寒温度は5度で、よっぽど寒さの厳しい地域を除けば屋外で越冬する場合もあります。霜に当たると株が傷みやすくなるため、藁や腐葉土などで霜除けをするか、冬場は屋内で育てます。暖房の熱の当たらない屋内で管理すると良いです。真夏の直種日光には弱いので、半日陰の涼しい場所に移動させます。

種まきの時期

挿し木でふやすことが出来ます。挿し木の適期は9~10月です。春でも挿し木は可能ですが、夏の暑さで枯れやすくなるため、秋に行うほうが成功しやすいです。若い茎の先を6~7cmほど切り取り、下の葉を落として、1時間ほど水揚げをします。その後、濡らした挿し木用の土か鹿沼土などに挿して乾燥しないよう明るい日陰で管理します。根が充分に張ったら根を傷つけないようにポットに植え替え、そのまま冬を越します。春になったら鉢に植え替えをすると良いです。

水やり

土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。土が湿っている時は水やりを控えます。乾燥にやや強い植物ですが。極度に乾燥し過ぎても根が傷んで生育が悪くなります。地植えの場合は、植え付けの時にたっぷりと水やりをすれば、その後は降雨のみで大丈夫です。夏場、あまりに乾燥が酷くて水やりをする時は、朝か夕の涼しい時間帯に行います。

気を付けたい病気

特になし

冬の寒さと夏の高温多湿に弱く中級者以上向き

アイノカンザシは、元は、エリカに似ていることからエリカモドキという名前なのですが、園芸業者によってアイノカンザシ(愛のかんざし)という流通名がつけられました。確かに、エリカモドキよりも花の魅力を充分に生かした、園芸店でも目に留まりやすい名前といえます。しかし、冬の寒さと夏の高温多湿に弱く、温度調節が難しいため、園芸初心者は夏越しができず枯らせてしまうかもしれません。もしも親株が枯れてしまっても挿し木をすれば簡単にふやすことができるので、親株が元気なうちに挿し木の苗を作っておくと良いです。また、ハナカンザシという植物も出回っていますが、こちらはキク科で全く別の品種です。夏越しできたらラッキーで、1年草と割り切って花を楽しむくらいで良いと思います。

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