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科目ヒガンバナ科

原産国南米

花の色白、ピンク、赤、複色

大きさ高さ40cm~80cm

大ぶりの華麗な花が春を彩る、南米が原産の球根植物

育て方

アマリリスは南米が原産の球根植物です。ヒガンバナ科ヒッペアストルム属に分類されていますが、元はアマリリス属だったためアマリリスと呼ばれています。植え付けは3~4月に行います。地植えする場合は株間を30cmほど空け、球根の頭が3~4cm埋まるくらいの深さを目安に埋めます。鉢植えにする場合は球根の1/3が地上に出るくらいの浅植えにします。春に葉と花茎が地上に伸び、4月下旬~6月に花が咲きます。秋咲きの品種は10月が開花期です。種を取らないのであれば、花が咲き終わったら早めに花茎を根本から切り落とします。種が結実する時に栄養が種のほうに行ってしまい、球根が消耗するためです。また、葉の光合成によって球根に栄養を蓄えるため、葉はそのまま残しておきます。冬、葉が枯れたら葉も取り除きます。開花前、植え付けの時に元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。開花中は追肥は必要ありません。花が咲き終わったら、再び固形の緩効性化成肥料や油粕などを置き肥するか薄めた液肥を2週間に1度与えます。9月にまた追肥をします。屋外で冬越し可能な品種がほとんどですが、心配な場合は株の上に腐葉土や藁を被せておくか、掘り起こして屋内に取り込むのが無難です。その際、古い根や土をよく落としてバーミキュライトやピートモスを入れた袋に入れ、寒過ぎない場所で春先まで保管します。

育成に適した環境

日当たり、水はけの良い土壌が適しています。地植えの場合は庭の土に腐葉土を混ぜ込んで水はけを良くすると良いです。鉢植えは、市販の球根用の培養土を使用するか、自分で土を作る場合は小粒赤玉土7、腐葉土3の割合の土に緩効性化成肥料を混ぜ込みます。日なたを好みますが、真夏の直射日光がきつ過ぎて葉焼けをしたり球根が傷む場合がありますので、鉢植えは半日陰に移したり、地植えの場合も日陰を作ってあげると良いです。冬はある程度の低温の環境に置き、水分を控えることで春に花芽が付きますので、冬場は暖房の効いた室内に置かないよう注意します。

種まきの時期

咲き終わった花を放置しておくと7月頃に種を採取することが可能です。市販の種まき用の土か培養土を入れたポットに種まきをし、乾燥させないよう管理します。1ヶ月ほどで発芽します。発芽したら明るい場所に移動させて育成します。しかし発芽から開花まで数年かかりますので、球根から育てるのが一般的です。また、アマリリスの球根は分球してふえますが、時間がかかります。掘り起こした時に分球していたらそれを分けて植え付けます。また、球根をくし切りにして挿し木をするりん片挿しという方法もあります。挿し木用の土に球根を半分土に埋め、乾燥しないよう新聞紙を被せて日陰で管理します。球根が緑色になってきたら日なたに移動させます。水をやり過ぎないよう気を付けます。りん片挿しは初心者には難しいためお勧めは出来ません。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。球根の根本に水が溜まると病気の原因になりやすいので、水やりをする時は株元を避けるようにします。秋以降は株が休眠に入っていくので水やりを徐々に控えるようにします。春、芽が出たらまた水やりをします。地植えの場合は植え付けて土に根がなじんだ数日後にしっかり水を与えると良いです。その後は降雨のみで大丈夫です。梅雨時や長雨で根腐れを起こす場合がありますので、初心者の方は鉢植えのほうが安心です。

気を付けたい病気

モザイク病、赤斑病、ハダニ、ネダニ

花後は肥料をしっかり与えて球根を太らせる

アマリリスの育て方のポイントに肥料の与え方があります。花が咲き終わってから休眠期に入る前に肥料を与えて球根を充分太らせると、翌年の花付きが違ってきます。品種改良が進んで現在は70種類ほどのアマリリスが存在し、花径が20cm以上の豪華な花を咲かせる品種もあります。熱帯の植物ですが、夏の暑さには弱いです。毎年掘り起こして植え替えをすると長く楽しむことが出来ます。やや育てにくいイメージのあるアマリリスですが、温度と加湿に注意すれば初心者でも問題なく楽しむことが出来ます。また、水栽培で育てることも可能です。

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