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科目  ハナシノブ科

原産国  北アメリカ

花の色  紫、ピンク、白、青、複色

大きさ  高さ20~100m

一面に咲く花の絨毯

名前の通り、芝のように広がり、桜のような可愛い花を一面に咲かせます。4月~5月の短い期間咲き、花の絨毯のような光景が見られます。

育て方

常緑で、茎は立ち上がらずに地面を覆いつくすように密生します。土の流失も防ぐため、花壇の縁取りや石垣、のり面などで利用されています。ただ、芝ほど強くないので、人が踏まないところで育てます。株が混んでくると枝枯れすることがあるので、秋に株分けして植え替えます。

用土は、水はけと通気性がよい土を好みます。鉢植えの場合は、赤玉土(小粒)6・腐葉土2・川砂2の割合で混ぜた土か、市販の草花用培養土に川砂を1~2割混ぜた土がおすすめです。庭植えの場合は、植え付ける1週間前に土を耕し、堆肥や腐葉土を2~3割混ぜ込んでおきます。
肥料は、植え付けつける時に、緩効性の化成肥料を土に混ぜておきます。その後は、花が咲く前の2月~3月に、薄めた液体肥料を10~15日に1回施肥するか、植え付け時と同様の肥料を与えます。ただし、窒素分の多い肥料は、葉ばかり茂って花つきが悪くなるので、避けます。

ふやしたい場合は、さし芽かさし木、株分けでふやします。
さし芽は、9月下旬~10月上旬が適しています。茎の先端を5~10cmほど切り、肥料分の少ない用土を入れた3号ポットに3~5本をさします。
株分けは、花後の6月か、9月~10月が適しています。これに遅れると、寒くなる前に根が張れず、枯れてしまうことがあるので、時期は注意が必要です。それぞれ2~3芽がつくように手やナイフで株を分け、3号ポットに植え付けます。根が乾燥しないように土に埋め、十分に水を与えます。
さし木は、4月~6月か9月が適しています。茎を5~10cmほどの長さに切り、茎下1/3ほどの葉を取り除きます。切り口を斜めにカットして、育苗ポットに3~5本を目安に、土にさします。2~3週間ほど、土が乾かないように水を与えて管理すると、発根します。苗が十分に育ったら、鉢や庭に植え替えます。

主な作業としては、「剪定」「目土」などがあります。
剪定は、梅雨の時期に、株が蒸れるのを防ぐために行います。枯れた花がらを切るようにして刈り込み、草丈を半分くらいにします。風通しが良くなるので、1カ月後には新芽が出てきます。
目土は、株の上から土をかけてすり込むようにならすことを言います。長年同じ場所で育てていると、根が地表に浮き上がってきます。目土で、茎と地表面を密着させ、新芽の発生を促し、同時に乾燥から守ります。茎の下半分が埋るくらいまで、土をかけます。

育成に適した環境

耐寒性、耐暑性とも強いです。日当たり、水はけ、風通しのよい場所が適しています。日当たりが悪いと、花つきが悪くなります。また、水はけが悪いと、高温多湿の時期は、株が蒸れて枯れやすいので、傾斜地や石垣のような、乾燥しやすい場所で育てます。乾燥には非常に強いので、水切れはあまり気にせずに大丈夫です。耐寒性もあるので、特に防寒の必要もありません。

種まきの時期

シバザクラの種は市場に流通していないので、苗から育てます。
苗の植え付けは、3月~5月、あるいは9月~10月が適しています。鉢植えの場合は、苗より1~2回り大きな鉢を用意し、鉢底からネット、鉢底石、土を入れます。ポットから出し、根をほぐしながら植え付けた後、たっぷりと水やりをします。生育が旺盛なため、鉢植えは根の状態を見ながら、1~2年に1回、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。株が大きくなっていると場合は、同時に株分けも行います。
庭植えの場合は、耕した土に、よく広がるので、ポット苗を20~30cm間隔で植え付けます。植え付けてから2週間は、土が乾かないように水やりをして、茎の間に生える雑草は抜きます。庭植えの場合、数年経つと株が老化し、花つきが悪くなります。その際は、株を引き抜いて土を耕し、新しい苗を植えます。

水やり

植え付けてから根付くまでは、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。その後は、庭植えの場合は、水やりはほとんど不要です。乾燥に強く、過湿を嫌うので、与えすぎには注意します。

気を付けたい病気

病気や害虫に強い植物ですが、気を付けたい害虫は、ハダニです。
夏の乾燥する時期は、まれにハダニが発生します。葉に寄生して栄養を吸い取るので、白い斑点やかすり状の傷ができます。見つけ次第、殺虫剤を散布します。予防法は、水に弱いので、株の上から水をかけることで、発生を抑えることができます。

春が楽しみになる小さな桜

毎年春になると、満開のシバザクラの美しい絨毯の映像が流れるのをご記憶の方も多いと思います。シバザクラは多年草で、毎年4~5月に花を咲かせます。適した場所に植え付けて、目土や老化した株のケアをすれば、何年も楽しむことができます。庭に植えたら、毎年春が楽しみになりそうです。

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