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科目 マメ科

原産国 中央アメリカ~南アメリカの熱帯地域

花の色 青(薄紫)

大きさ 高さ5~6m

真夏の青いスイートピー

つる性で「緑のカーテン」でも利用されます。スネールフラワーの名前は、つぼみの形がカタツムリ(sneil)に似ていることに由来します。6月~10月に、薄紫色の可愛らしい花を咲かせます。‘真夏の青いスイートピー’などの流通名で出回っています。

育て方

つるが5~6mほどまで伸びる常緑多年草です。花は、直径4~5cmほどで、3~5輪が房状に集まって開花します。生育旺盛でよく開花するので、8~10号鉢を使い、支柱につるを誘導してらせん状に仕立てる「行灯仕立て」にするか、または、春に庭植えしてネットに絡ませて「緑のカーテン」にするか、どちらでも楽しめます。霜が降りない地域では、敷きワラなどの防寒対策をすれば、越冬することができます。

用土は、水はけのよい土を好みます。市販の培養土か、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの割合で混ぜた土を使います。6号以上の鉢で育てるときは、赤玉土の小粒と中粒を、同じ量混ぜて使います。
肥料は、植え付け時に元肥として、緩効性肥料を施肥します。追肥として、春から秋の成長期に、窒素、リン酸、カリの三要素の割合が同じか、リン酸がやや多めに含まれる肥料を置き肥します。肥料が多すぎると、葉ばかり茂って花が咲かないので、注意が必要です。

ふやしたい場合は、さし木でふやします。
さし木の時期は、4月~9月が適しています。茎を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。寒い地域では、このさし木からの小苗を、室内で越冬させる方法もあります。

主な作業としては、「誘引」や「剪定」があります。生長が旺盛なので、適宜つるを誘引する必要があります。また、冬前に室内に取り込む際は、草丈の1/3~1/2程度まで切り戻す剪定を行ってから、移動させます。

育成に適した環境

日当たりの良い場所が適しています。日当たりが悪いと、花つきも悪くなります。生育温度は20℃~30℃と高く、耐寒性は弱いので、冬は室内に取り込みます。関東南部より西の地域では、地上部は枯れますが、屋外でも株は越冬し、春先に芽を出します。また、多湿に弱いので、風通しを良くします。

種まきの時期

種ができないので、苗から育てます。ポット苗を、株間30cmほど空けて植え付けます。植え付ける際は、完熟堆肥、腐葉土、元肥を混入します。65cmほどの深型プランターでは2、3株が目安です。
また、生育が旺盛なので、根詰まり防止のため、1~2年に1回、植え替えをします。時期は、4月~5月が適しています。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。夏の開花期は、水切れしやすいので、特にプランターと鉢植えの場合は、昼間を避け、朝と夕方に水やりをします。冬は生育が止まり、吸水力が弱るので、乾かし気味に管理します。庭植えの場合は、真夏の乾燥する時以外は、水やり不要です。

気を付けたい病気

気を付けたい病気は、灰色かび色病です。過湿にすると発生することがあります。
気を付けたい害虫は、カイガラムシです。茎葉が混み合うと、発生することがあります。

真夏の日光を遮る緑のカーテン

ゴーヤやアサガオなど、真夏の日光を遮る「緑のカーテン」は、エコなだけでなく、見た目も涼しげで、ますます関心が広がっています。スネールフラワーは、開花期間が長く、スイートピーのような可愛らしい薄紫の花を楽しむことができます。初めて緑のカーテンに挑戦する方にも、毎年育てている方には新しい候補として、お勧めの植物です。

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