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科目ユリズイセン科

原産国南アメリカ

花の色白、ピンク、赤、黄、橙など

大きさ高さ30cm~100cm

花持ちが良くエキゾチックな花は切り花としても人気

育て方

南米、ペルー、ブラジルが原産の球根植物です。植え付けは春か秋に行います。春に植えると夏の暑さで弱ってしまうことがあるので、秋に苗を植え付けるほうが失敗が少ないです。地植えする場合は植え付けの2週間くらい前に土に腐葉土と苦土石灰を混ぜ込み、アルカリ性寄りの水はけの良い土壌を作ります。1週間前に緩効性化成肥料を混ぜておきます。鉢植えの場合は市販の球根用培養土を使用すると簡単です。自分で土を作る場合は小粒赤玉土6、腐葉土3、バーミキュライト1の割合で土作りをします。地植えは株間を30cm空け、球根の頭が10cmほど、鉢植えは5~7cm埋まるくらいの深さで植え付けます。開花期は5~7月です。エキゾチックでカラフルな花が咲きます。花が咲き終わったら、早めに花茎を切り取ります。花を放置しておくと、球根から栄養が種のほうにいってしまい、球根が消耗します。枯れた葉は取り除きます。追肥は、花が咲いた後に効性化成肥料を与えるか、薄めた液肥を2週間に1度与えると良いです。開花中は追肥はしません。9月に再び効性化成肥料を与えます。冬は株が休眠期に入るため肥料は必要ありません。屋外で越冬が出来ますが、霜で球根が傷んだり枯れる場合もあります。心配な時は腐葉土や藁を被せます。鉢植えは、冬場は暖房の当たらない屋内に移動させます。冬は地上部は枯れてなくなりますが、春になると芽が出てきます。

育成に適した環境

日当たり、水はけの良い有機質の肥沃な土壌を好みます。真夏の高温多湿が苦手です。鉢植えの場合は、夏場は直射日光の当たらない半日陰に移動させると良いです。また、多少日当たりが悪い場所でも元気に育ちます。冬は、地植えの場合は寒さが厳しい地域であれば株に腐葉土を被せたり藁で保護すると安心です。鉢植えは霜にやられない場所で管理します。アストロメリアは地下茎が伸びて新しい球根が作られます。その際、根詰まりを起こしやすくなるため、毎年3~4月頃か9~10月に球根を掘り上げて植え替えをします。また、アストロメリアの球根は毒性があり、触れると皮膚炎を起こしやすいため、絶対に素手で触れないでください。

種まきの時期

種まきは9月下旬~10月に行います。アストロメリアの花を放置し、結実させて採取した種をまきます。採取して2ヶ月くらい時間をおいてから種まきしたほうが発芽率が高くなります。市販の種まき用の土か培養土を入れたポットに種をまき、5mmほど土を被せて乾燥しないよう明るく風通しの良い日陰で管理します。1ヶ月ほどで発芽します。発芽後は日当たりの良い場所に移動させ、根が充分に張ったら植え付けが出来ます。しかし発芽から開花まで2~3年かかるため、苗や球根から育てるほうが簡単です。株分けは9~10月が適期です。球根を掘り起こし、新しい球根を取り出してすぐに植え付けをします。乾燥が苦手なため、掘り起こしたらすぐに植え付けるか、湿らせた新聞紙などに包んで保管します。球根や根を傷つけないよう注意します。

水やり

鉢植えは、花と葉が元気なうちは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。乾燥気味の土壌を好むため、土が湿っぽい時は水やりを控えます。梅雨時は雨が直接株に当たる場所を避けます。地植えの場合は基本的に降雨のみで大丈夫です。また、花が終わり、葉も枯れた後は株が休眠期に入りますので水やりの必要はありません。

気を付けたい病気

灰色かび病、アブラムシ

高温多湿に気を付ければ比較的育てやすい品種が多い

アストロメリアという花の名前は、植物学者の名前に由来しています。スウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネがアンデス山脈の寒冷地に自生している新種の植物の種をヨーロッパに持ち込み、その名前を親友である植物学者ヨーナス・アルストロメールの名前にちなんで「アルストロメリア」と名付けられたといわれています。アストロメリアが初めて日本に入って来たのは大正時代ですが、当時はあまり人気が出ず、一般に普及しなかったようです。1980年代から流通が盛んになり、オランダやイギリスで改良されたさまざまな品種が見られるようになり、高温多湿に気を付ければ初心者でも比較的育てやすい植物となっています。花持ちが良いことから切り花としても人気で、フラワーアレンジメントにもよく使われています。

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