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科目 ウリ科

原産国 インド

花の色 黄

大きさ 高さ300cm~500cm

ヘチマ棚を仕立てる時は子づるをかき取り親づるを伸ばす

ヘチマはインド原産のつる性の植物で、若い果実は食用に、成熟した果実は繊維質が豊富なためタワシとして利用することが出来ます。また、近年は夏の暑さを和らげるグリーンカーテンとしても重宝されています。

育て方

苗を植え付ける場合は、4月中旬~5月頃、気温が充分に上がってから、葉が4~6枚のしっかりした苗を選び、プランターまたは畑に植え付けます。植え付ける2週間くらい前に盛り土をし、畝を作っておきます。土は市販の野菜用土を使うと良いでしょう。ヘチマには弱アルカリ性の土が適しているため、苦土石灰を混ぜ込んでおきます。株間は90cmを目安とします。プランターに植える場合は大きめのものを選びます。つるが伸びてきたら、果実の重量に耐えられるようなしっかりとした支柱を立てます。棚仕立てにする場合は、親づるを早く上へ伸ばすため子づるをかき取り、頂上まで届いたら子づるを伸ばします。グリーンカーテンに仕立てる場合は、親づるの先端を摘心して脇芽をふやしていくようにします。植え付けして2週間ほど経ったら追肥をします。その後は様子を見ながら月1度くらい肥料を施します。8月中旬~11月上旬が収穫期です。人工授粉を行うと着果しやすくなります。1年草のため、秋からの気温の低下とともにに枯れていきます。

育成に適した環境

日当たり、水はけ、風通しの良い場所を好みます。盛り土をして畝に植えることで根の水はけが良くなり根がよく張るようになります。日光量が不足すると葉の色や実付きが悪くなり、生育不良を起こします。また、土壌に窒素が多過ぎるといわゆる「つるぼけ」の状態になり、つるばかり増えて実が付きにくくなるので気を付けます。熱帯が原産の植物なので高温には強いですが湿度には弱く、葉が茂って蒸れると病気が発生しやすくなります。自分で土を作る場合は、腐葉土と牛ふん堆肥に有機肥料、苦土石灰を適度に混ぜ込み、2週間から1か月ほどねかせます。また、ウリ科の植物は連作障害を起こすため、前年にウリ科の植物を育てた土壌には植えないようにするか、土ごと入れ替えを行います。生長期のヘチマは肥料を必要とします。肥料不足になると葉が黄色く変色してきます。マグネシウムが欠乏していることが考えられるので、薄めた液肥などでこまめに追肥します。

種まきの時期

一般的には苗から育てるほうが容易ですが、種から育てることも出来ます。気温が20度くらいになったら種まきの適期です。縁を切って傷をつけておいた種を一晩水に漬けておきます。ポットに入れた市販の種まき用の土か野菜用培養土に1cmほどの深さの穴を開け、種を落として土を被せます。水をやり過ぎると種が腐ることがあるため、水やりは乾燥しない程度にします。保温に気を付けながら管理し、1~2週間ほどで発芽します。本葉が4~6枚になったら植え付けが出来ます。

水やり

着果するまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。着果してからは水分を必要とするので、特に多めに水やりをします。夏場は朝と夕の2度、水やりをします。

気を付けたい病気

うどんこ病、つる割れ病、べと病、炭疽病、モザイク病、アブラムシ、ヨトウムシ、ウリハムシ、ハダニ

こまめに肥料を与えると花が長く咲き続ける

ヘチマ水を作るには、9月下旬頃、地上30cmのあたりで茎を切り、株側の茎をペットボトルなどの口に挿しておきます。1日くらいで液がたまります。化粧水や、塗り薬、または咳止めとしても利用されます。飲用する場合は、煮沸殺菌して防腐処理を施します。ヘチマタワシを作るには、完熟させた大きな果実の先端を叩いて取り除き、水に漬けて実を溶かし、繊維を残します。食用にする場合は、結実して10日ほどの30cmくらいに育った若い実を使います。主に沖縄料理に多く利用され、おひたしや炒め物、煮物など幅広く使われています。沖縄ではヘチマは「ナーベラー」と呼ばれています。鍋を洗う時にヘチマタワシを使っていたのが由来です。

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