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科目 トウダイグサ科

原産国 メキシコ

花の色 赤、白、ピンク、黄、複色

大きさ 高さ10cm~100cm

クリスマスシーズンを華やかに演出する定番の植物

ポインセチアはクリスマスを彩る冬の定番の植物です。

育て方

原産地はメキシコで、野生種は比較的丈夫ですが園芸用に改良された品種は寒さに弱く、10度以下になると屋内でも葉が痛んだり枯れやすくなります。赤や白の、花びらのように見える部分は実は花びらではなく「苞」といって、苞の中心の黄色い部分が花です。ポインセチアは日の当たる時間が12時間以下でないと花芽ができない「短日植物」で、クリスマス前までに苞を綺麗に色づかせるためには人工的に日照時間を短くし、早く花芽を付けて色づかせる「短日処理」を施します。ただ、この短日処理は夏の終わり頃から約40日間、毎日夕方から朝まで鉢に段ボールを被せるなどして光を遮断しなくてはならず、大変手間がかかります。短日処理しなくても自然に夏越しさせることはできますが、色鮮やかな苞を楽しむことはできません。ポインセチアは適切な温度管理が大切です。冬場はよく日光に当てて、昼夜の温度差が10度を越えない暖かい場所に置くのはもちろんですが、屋内でも暖房の熱が葉などに当たり過ぎると弱って落葉してしまうこともありますので注意しましょう。

育成に適した環境

水はけと水もちのよい土を好みます。赤九州南部や沖縄では地植えでも育つようですが、ほとんどの場合は鉢植えで楽しみます。植え替えは、株が生長し始める4月中旬が適期です。ひと回り大きな鉢に市販の培養土を半分入れます。自分で土を作る場合は赤玉土7、腐葉土3の割合にします。春から秋の間、月に1度、固形の化成肥料を置き肥します。開花中は液肥を10日に1度与えると良いでしょう。冬場は生長が止まるので肥料を与える必要はありません。冬越しをさせたら、根本から15cmぐらいの高さで切り戻しを行います。切り戻しをしないと上部に新芽が出てしまい、アンバランスな株になります。また、切り戻し後は気温が高すぎる場所に置くと新芽が出にくくなりますので、温度管理に注意しながら充分日光に当てます。

種まきの時期

挿し木でふやすのが一般的です。新芽が出る6月頃、新芽から6cmほどの位置で切り取り、葉2~4枚残して下葉を取り除きます。切り口から出る乳白色の樹液を水で洗い流し、バーミキュライトやピートモスなどを入れたトレーやプランターに挿して、明るい日陰で管理します。1ヶ月くらいで根が出たら植え替えが出来るようになります。8月頃に切り戻しをして脇芽を出します。

水やり

土の表面が乾燥したら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。夏場は乾燥し過ぎないように、冬場はやや乾燥気味に管理します。年間を通して、水の与え過ぎは株を痛め、根腐れを起こしやすくします。

気を付けたい病気

アブラムシ、カイガラムシ、コナジラミ

汁にわずかな毒があるため子どもさんやペットは注意したい

ポインセチアは1820年代頃メキシコからアメリカに渡り、その後品種改良が繰り返され、現在の「クリスマスフラワー」と呼ばれる品種が登場しました。近年は、新しい品種が次々と市場にお披露目され、クリスマスの季節が近づくと人々を楽しませてくれます。茎が折れやすく、葉がものに触れると黒ずんで変色しますので、置き場所に注意しましょう。また茎や葉の切り口から出る乳白色の汁には微量ですがフォルボールという有毒成分が含まれています。触れると痒くなったり、かぶれを起こすことがあります。子どもさんやペットが触れたり口にしないよう、気をつけたいところです。一般的にはワンシーズンで処分されてしまうことの多いポインセチアですが、多年木ですので夏越しさせて大事に育ててみるのも良いかもしれません。

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