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科目キツネノマゴ科

原産国アフリカ、熱帯アジア、地中海沿岸

花の色白、ピンクなど

大きさ高さ60cm~200cm

四方に根を伸ばしふえていく、古代ギリシャ時代から愛される強健な花

育て方

アカンサスはギリシャの国花です。古代ギリシャ~ローマ時代の建築物の彫刻にアカンサスの葉が刻まれており、地中海地方と縁が深い植物です。ゴボウのように太い根が四方に伸び、株をふやしていきます。植え付けは3~4月、または9~10月が適期です。地植えするのが一般的ですが、鉢植えにする場合は大きめの鉢を用意します。地植えする場合は、生長すると株全体にボリュームが出るので場所に余裕をもって植え付けます。土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおくと良いです。鉢植えは、市販の培養土で大丈夫です。根が広がらないような育て方をすると小さく育ちますが花が咲かなくなりますので注意します。一度植えたら4~5年は植え替えの必要はありません。6月中旬~8月が花期です。花が咲き終わったら花茎ごと株元から切り取ります。切り取らずに放置しておくと栄養が古い花茎にいき、株がやせてしまいます。早めに切り取ると花付きが良くなります。植え替えの際、根の一部が土中に残っているとそこからまた芽が出て繁殖します。品種にもよりますが、冬も枯れずに葉が緑の常緑性のものと、地上部が枯れるものがあります。夏または冬に地上部が枯れても春か秋になるとまた芽が出てきます。追肥はしなくても元気に育ちますが、春と秋に緩効性化成肥料を少量置き肥しても良いでしょう。

育成に適した環境

日当たり、水はけの良い場所を好みます。半日陰でもよく育ちますが、花付きが悪くなります。品種にもよりますが、一般的には夏の暑さに強く、冬の屋外でも越冬します。土質は特に選びません。水はけがあまり良くない土壌には腐葉土を混ぜ込みます。病害虫に強い植物ですが、水はけが悪いとセンチュウが発生する場合があります。冬、寒さが厳しい場合は、株元に藁を被せるか、腐葉土で保護すると株が傷むのを防ぐことが出来ます。

種まきの時期

種まき、根伏せまたは株分けでふやします。根伏せか株分けでふやすのが容易です。根を5~10cmの長さに切り、横にして土に埋めます。簡単に芽が出てきます。株分けは、株元に付いている芽を切り離して植え付けます。種まきは、種まき用の土か市販の培養土を入れたポットに種まきをし、乾燥しないよう管理します。種から開花までは3~4年かかります。

水やり

乾燥に強い植物なので、地植えの場合は植え付けの時以外はほとんど水やりの必要はありません。夏場、酷く乾燥していて葉がしおれている時は、朝か夕方の涼しい時間帯に、冬場は日中の暖かい時間帯に水やりをします。土が常に湿っぽいと根腐れを起こしやすくなりますので気を付けます。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

気を付けたい病気

アブラムシ、センチュウ

草丈のある大きくシックな花は庭のアクセントに

アカンサスは「トゲ」を意味し、花の根本の苞の部分に鋭いトゲがあるためそう呼ばれています。アカンサスは生長すると草丈が150cmほどになり、幅も取るため、地植えする場合、庭の広さに余裕がないと地下茎でどんどんふえ、慌てて根を抜いても地中に切れた根が残っているとそこからまた芽が出て繁殖し、困ったことになります。ただ、大きくてシックな色合いの花は印象的で、草丈があるので花壇の奥に植えると庭のアクセントになり、花がより引き立ちます。最も出回っているのはアカンサス・モリスという品種で、アザミに似た葉を持つため和名を「ハアザミ」といいます。比較的小型で育てやすいのはトゲハアザミという種類です。また、葉の色や模様が品種によって異なり、地中海地方を中心に約20種ほどが分布しています。

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