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科目 マメ科

原産国 中国、東南アジア

花の色 白、ピンク、薄紫

大きさ 高さ50cm~80cm

熱中症予防にも効果的な夏の食材

大豆を完熟する前に早穫りしたものを枝豆と呼びます。枝豆は大豆と比べてビタミンAやビタミンCが豊富に含まれており、食品分類では緑黄色野菜に含まれています。また、枝豆は熱中症の予防に効果的なカリウムもたっぷり含まれているため、ゆで枝豆は夏のおやつにぴったりです。

育て方

苗の植え付けは4月下旬~5月下旬が適期です。茎が太くてしっかりした苗を選びます。植え込みの2週間~1ヶ月前に土づくりをしておきます。植え付けをして本葉が5~6枚になったら先端を摘心し、脇芽をふやします。倒れないように支柱を立てると良いです。脇芽がふえると豆の収穫量がふえます。開花した頃、追肥します。プランターで育てていて本葉が混みあっている時は間引きをします。基本的には、地植えもプランターも特に手入れの必要はありません。豆が膨らんできたら株ごと土から抜いて収穫します。枝豆は収穫時期が1週間~10日間程度と短いので、収穫のタイミングを逃さないよう気を付けます。

育成に適した環境

日当たり、水もち、風通しの良い場所を好みます。枝豆はどのような土質でもある程度適応できますが、やや粘土質で保水力のある土壌がもっとも適しています。高温に強く、葉焼けもしにくいですが、15度を下回ると発育不良となり痩せた豆ができる場合があります。枝豆は、根に根粒菌が付着して土中の窒素を取り込む性質があるため、肥料をあまり与えなくても生長します。肥料過多になると実付きが悪くなります。プランターで育てる場合は野菜用の培養土が便利です。自分で土を作る場合は完熟堆肥に苦土石灰や油粕、緩効性化成肥料を適量混ぜ込み、ねかせます。枝豆は連作障害があるため、2~3年マメ科の植物を育てていた土壌を避け、プランターは土を総入れ替えしてから植え付けます。地植えの場合は、開花するまで数回土寄せをします。土寄せをすると根の水はけが良くなり、株が倒れるのを防ぎます。

種まきの時期

種まき用土か培養土を入れたポットに2~3粒ずつ、2cmくらいの深さでまきます。先に水まきをして土を湿らせておくと良いです。種をまいたら水やりはせず、やや乾いた状態にして、種が腐るのを防ぎます。地植えも可能ですが、鳥に食べられないよう新聞紙や寒冷紗などで地面を覆っておきます。1週間~10日ほどで発芽します。

水やり

始めはやや乾燥した状態で育てます。土の表面が乾いたら水やりをします。開花後、収穫の時期が近づいたら、実を大きくするためにたっぷりと水やりをします。この時期の水やりで収穫量が変わってきますので、水やりを忘れないようにしましょう。

気を付けたい病気

モザイク病、白絹病、アブラムシ、カメムシ、ロイチモジマダラメイガ

あぜ道に植えて田の肥料としていたため「あぜ豆」と呼ばれていた

大豆は4000年以上も前から中国で栽培されており、諸説ありますが日本に入ってきたのは縄文時代後期といわれています。その後、いわゆる完熟前の大豆である枝豆が日本で食されるようになったのは奈良時代からで、江戸時代は枝豆が庶民の軽食として普及していました。昔はあぜ道に枝豆を植えていたため「あぜ豆」と呼ばれていたそうです。これは、根に栄養を溜める枝豆の性質を利用して田の肥料にするという先人の知恵でした。近年では化学肥料の普及もあり、また稲刈りの際に邪魔になるため、畦豆を育てる習慣は減っています。

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