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科目 サボテン科

原産国 メキシコ、中米

花の色 白

大きさ 高さ1~2m

夕暮れから咲く美しく香しい花

メキシコから中米にかけてのジャングルに自生し、夕暮れから夜にかけて咲き、朝にはしぼんでしまいます。花には強い香りがあります。

育て方

花には強い香りがあり、夕暮れから夜にかけて咲き、朝にはしぼみます。初夏から秋まで、2~3回ほどまとまって開花を続けます。メキシコから中米のジャングルに分布し、樹上に着生して育ちます。栽培されている月下美人は、品種改良されてものではなく、原種です。

生育期は、5月~9月です。肥料や植え替え、さし木などの作業は、この時期に行います。
用土は、水はけの良いものが適しています。例えば、赤玉土(大粒)6、腐葉土4など。
また、生育期は成長が著しく、肥料を欲しがるので、切らさないように与えます。リン酸分やカリ分に富んだ肥料で、化成肥料を月に1回株元に、液体肥料を2週間に1回ほど与えます。

ふやしたい場合は、さし木をします。さし木をするのに適した時期は生育期、とくに夏です。赤玉土や鹿沼土など、清潔で肥料分が少なく水はけのよい用土を使い、2~3節に切り分けるか、30cm程度の茎をそのままさします。風通しの良い、半日陰に置き、1週間後から水やりを始めます。さしてから1ヶ月ほどで根が出るので、根がある程度の長さに生長したら鉢に植え替えます。さし木から、3年ほどで花を付ける株になります。

主な作業としては、9月に切り戻しを行います。室内に取り込む際、枯れた茎葉や伸びすぎた部分を切り取って姿を整えます。ただし、株が大きくならないと花が咲きにくいので、切り戻しは最小限にします。
棒状に長く伸びた「シュート」と呼ばれる茎は、どんどん高くなるので、60~1.5mに伸びたら、先端を指で摘みます。また、黄色くなった葉は、枯れる前に切り取っておきます。

育成に適した環境

5月から9月の生育期は屋外、11月から4月は日当たりのよい室内で育てます。日当たりのよい環境ではよく育ち、花芽がつきやすくなります。ただし、真夏の日差しが強い時期は、直射日光を避け、半日陰に置くと葉焼けを防ぐことができます。また、寒さには弱いので、冬は室内の8~10℃ほどの場所に置きます。

種まきの時期

植え替えは、5月から9月の生育期に行います。鉢から抜いて、土を軽く落とし、根を1/3ほど切って新しい用土で植え替えます。株に対して、少し小さめの鉢に、株元が深く埋らないように浅植えします。茎が直立しない場合は、支柱を立てて支えます。

水やり

水を好むので、5月から10月の生育期は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。11月から4月は、水やりの回数を減らし、土が軽く湿る程度に月に2、3回水やりをします。乾かしすぎると生育が衰えるので、注意が必要です。

気を付けたい病気

カイガラムシやハダニなどの害虫に注意が必要です。放置すると樹液が吸われ、排せつ物が原因となってすす病などにかかる可能性があるので、薬剤を散布するか、歯ブラシでこすり落とします。

神秘的な美しい花

神秘的な魅力を持ち、熱心な愛好家も多い月下美人。英語でも「A queen of a night」と言われます。朝になるとしぼんでしまう花は、濃厚な香りが特徴で、ジャスミンに似たやわらかい香りがします。香りは、花粉を運んでくれるコウモリを引き寄せるためと言われます。翌日中まで花が咲く姫月下美人や、月下美人と姫月下美人の交配種で小ぶりで花をたくさん付ける満月美人などの品種もあります。やや育てるのは難しい月下美人ですが、美しい花を楽しみに育ててみたい花です。

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