記事の詳細

科目 ツツジ科

原産国 東アジア

花の色 ピンク 白、紫 赤

大きさ 高さ約50㎝~2m

剪定は花が終わってから

たくさんの花をつける低木の植物ツツジは公園や道路など、町の中でも多く見かける花の一つです。ガーデニングで育てる場合、土や水やりなどどのような点に気を付ければいいのでしょうか。

育て方

ツツジは一斉に花がつくので、花がら摘みは剪定を兼ねて行います。花がらが付いたままにしておくと、栄養が種を作るためにとられて株が弱ってしまうからです。花がらのついた先から、3㎝を剪定します。剪定は花が終わったら6月上旬までに済ますようにします。秋に入ると花芽がつきはじめるので、それまでに剪定を済ますようにします。

育成に適した環境

日当たりのよい場所を好みます。半日陰でも育ちますが、枝が徒長して姿が乱れるうえ、花つきも悪くなります。夏は葉焼けを防ぐために鉢植えは、半日陰に移動します。地植えのものは、葉焼けが気になるようならよしずなどで遮光します。耐寒性があるので、越冬も可能ですが、霜よけと防寒対策は必要です。防寒対策には、「冬囲い」と呼ばれる方法があります。竹とワラのむしろを使って、株を覆うか屋根を作る方法です。多少、技術が要りますが、冬囲いをすることで冬の乾燥した風や雪から株を守ることができます。

用土は水はけのよい、栄養に富んだ土が適しています。また、酸性の土を好むので酸度未調整のピートモスに、赤玉土、鹿沼土、バーミキュライトを混ぜた土を用います。土は細かいものが適しています。

肥料は、花が終わった5月~6月に緩効性の肥料を与えます。同様にして、成長期に入る9月、株が休眠する1月に施肥するようにします。

種まきの時期

さし木で増やすことができます。適期は6月~7月です。枝を10㎝ほど切り、清潔なさし木専用の用土にさします。水切れを起こさないように日陰で管理します。約2~3カ月で根が出ます。

苗を購入してきた場合は、植え付けを行います。適期は、春と秋です。地植えは、根鉢よりふたまわり以上の大きさの穴を掘り、腐葉土とピートモスでかさ上げして浅く植えるようにします。鉢植えは、鉢の中で根が張ってしまうので2年に1回程度植え替えします。

水やり

特に乾燥を嫌う性質です。根は土の表面に張るので、気温の変化による乾燥の影響をすぐに受けてしまいます。夏は、水切れを起こさないように注意します。水やりは気温があがる日中は避け、朝か夕方に与えるようにします。日中に水をやると、土の中の水が日光で温まり、蒸れて根腐れの原因になるからです。特に鉢植えは乾燥しやすいので、注意します。

夏以外は、土が乾燥していたら水を与えるようにします。地植えの場合は、夏を除いて自然の雨水で大丈夫です。

気を付けたい病気

もち病 ハダニなど

日本人に愛されてきたツツジ

ツツジは古くから日本人に愛されてきた植物です。5月の開花期になると、公園や行楽地などでは、咲き誇るツツジを楽しむ人たちでにぎわいます。花色も豊富で、白や赤、ピンクとどれも華やかな色合いです。一斉に花を咲かすので、株がツツジの花色で覆われる様子は大変美しい姿です。 ツツジの名前の由来は、「立ち止まる」という意味があり、あまりの美しさに人が立ち止まることから名づけられたとも言われています。

昔から親しまれてきたツツジは、品種改良も盛んに行われてきました。江戸時代から現代に至るまで生み出された数々の品種は、更にツツジの楽しみ方の幅を広げています。

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。