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科目ベンケイソウ科

原産国アフリカ、カナリア諸島

花の色白、ピンク、黄

大きさ高さ2cm~80cm

茎の先で放射状に広がる肉厚の葉

育て方

アエオニウムは北アフリカやカナリア諸島に分布する多肉植物で、現在40種類以上の品種が確認されています。肉厚の葉が茎の先で菊の花のように放射状に広がる形が特徴です。植え付け、植え替えは3~5月、または9~11月に行います。地植えも可能ですが、日本の気候での夏越し、冬越しは厳しいです。植え替えの場合は、1週間ほど前から水やりを控えます。鉢から土ごと株を取り出し、古い傷んだ根を取り除き、ひと回り大きな鉢に植え替えます。鉢の中が根でいっぱいになると根詰まりを起こしやすくなるため植え替えをします。植え替えの目安は2~3年です。夏場は屋外の涼しい半日陰で、冬もよっぽど寒気の厳しい日を除いてなるべく屋外で育てると丈夫に育ちます。日光が足りないと葉の色が薄くなり、生育が悪くなります。肥料はあまり必要としませんが、春と秋に1度ずつ、緩効性化成肥料を少量、または薄めた液肥を与えます。切り戻しの時期は真夏と真冬以外ならいつでも可能です。茎が伸び過ぎたら先端を切り戻すと脇芽が出てきます。品種によって変わりますが、2~6月が花期です。花はほとんど目立ちません。花が咲き終わると株が枯れることがあります。

育成に適した環境

日当たり、風通し、水はけの良い場所を好みます。土は、市販の多肉植物用の培養土を使うと便利です。自分で土を作る場合は、鹿沼土3、小粒赤玉土3、腐葉土2、川砂2くらいの配合で混ぜた土が適しています。耐寒温度は5度です。冬になる前に屋内に取り込み、日当たりの良い場所で育てます。乾燥を好むので、屋外で育てる場合は雨の当たらない場所に移動させるなど、多湿にならないよう注意します。真冬と真夏を除いてなるべく屋外で育てるようにすると丈夫な株に育ちます。日当たりが悪かったり多湿が続くと黒班病などの病気にかかりやすくなります。黒班病になると葉に黒いしみが出来て、見栄えが悪くなります。

種まきの時期

原種は種から育てることが出来ますが、一般的には挿し木でふやします。3~5月、または9~11月が適期です。茎の先を10cmほど切り取り、明るい日陰に放置します。水やりの必要はありません。2~3週間で根が出てきます。根が出たら、植え付けが出来ます。切り戻しをした時に挿し木をすると良いです。

水やり

土の表面が乾燥したら水やりをします。乾燥に強い植物なので、常に乾燥気味に育てるほうが元気に育ちます。アエオニウムは水やりのし過ぎで枯らすことが多いです。5~9月は株が休眠しているので、水やりはほとんど必要ありません。夏場のかなり乾燥しやすい時期でも、週に1度の水やりで充分です。葉の上から水やりをすると葉のくぼみに水がたまり、病気の原因になったり葉が腐りやすくなります。夏は底面給水のほうが株の負担が少ないです。

気を付けたい病気

根腐れ病、黒班病、アブラムシ、カイガラムシ、ネジラミ、イモムシ

多肉植物の寄せ植えのアクセントとしても

アオエニウムの語源は、ギリシャ語の「aionion(永遠に生きる)」です。丈夫で、長生きする植物という意味が込められています。茎が上に伸びて下の葉が枯れ落ち、一輪挿しの花のような形になるため、多肉植物の寄せ植えのアクセントになります。また、茎が上に伸びる品種の他に、葉に斑の入っているもの、葉が黒く薄いもの、葉が横に広がっていくものなど、さまざまな品種のアオエニウムがあります。最近は100円ショップなどでも気軽に多肉植物が手に入るので、小さなアオエニウムを購入して大きく育てていくのも楽しいです。

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