記事の詳細

科目  ナス科

原産国  中央アメリカ~南アメリカ

花の色  白

大きさ  高さ60~80㎝

中南米原産の辛くない唐辛子

正式名称は「獅子唐辛子」で、果実の端が獅子の顔に似ていることに由来します。栽培しやすい夏野菜として人気があります。

育て方

ししとう(獅子唐)は、トウガラシを改良して作られたものです。トウガラシの仲間は、ピーマンやししとうなど辛みのない種類を「甘トウガラシ=ピーマン」と呼び、辛みのある種類をトウガラシと呼んでいます。ししとうには、たくさん収穫できる「甘とう美人」、京都の伝統野菜「万願寺とうがらし」、「伏見甘名長」などの品種があります。たまにししとうが辛くなることがありますが、その原因としては、水や肥料不足で株がストレスを受けたこと、シシトウの苗自体がトウガラシの雑種であったことが考えられます。また、ナス科の植物は、連作障害を起こすので、過去3年のうちにナス科の植物を植えた場所は避けます。プランターの場合は、必ず新しい土で植え付けをします。

用土は、水はけの良い、肥沃なものが適しています。庭植えの場合は、土壌酸度の調整のため、植え付けの2週間前までに耕し、苦土石灰を散布して、土とよく混ぜておきます。苦土石灰は、耕した土1平方メートルあたり100~150gが目安です。1週間経ったら、腐葉土や堆肥、油かすなどを混ぜてさらに1週間寝かせます。水はけが悪い場合は、高さ10~15cm、幅40~6cmの畝を作り、株同士の間隔は30cm空けて植え付けます。
鉢植え・プランターの場合は、草丈が高く大きく育つので、鉢植えの場合は、10号以上の鉢で1株、プランターの場合は、容量20l以上の大きめのプランターで2株が目安です。株同士の間隔は、20~25cm空けます。容器の縁から2cmほど下まで土を入れ、スコップで植え穴を掘って苗を植え付けます。用土は、市販の野菜用培養土か、赤玉土(小粒)6・腐葉土3・バーミキュライト1の割合で混ぜたものに苦土石灰10g(スプーン1杯くらい)を混ぜたものが適しています。
肥料は、生育期間は、液体肥料を1週間に1回、もしくは緩効性肥料を1ヶ月に1回、根元にまきます。

ふやしたい場合は、種まきでふやします。

主な作業としては、「芽かき」「支柱たて」「収穫」があります。
芽かきは、苗が30㎝ほどに成長して一番花が咲くころに、一番花とその下のわき芽2つを残し、ほかのわき芽を全部つみ取ります。そして、中心の枝1本と、わき枝2本の3本仕立てしたら、支柱を3本立て、それぞれに1本ずつ主枝を誘引します。ししとうは1m近くまで成長しますが、茎が弱く倒れやすいので、支柱を必ず立てます。苗と支柱は、麻ひもを使って、八の字にゆるやかに結びつけます。
収穫は、花が咲いてから15~20日後、実の大きさが5~7cmほどになったら行います。実をつけたまま放置すると、株が消耗するので、早めに実の付け根からハサミで切って収穫します。最初についた実を早めに収穫すると、株が充実し、収穫期間が長くなります。

育成に適した環境

日当たりの良い場所が適しています。熱帯地域の植物なので、耐暑性は強く、乾燥には弱いです。日本の夏の暑さにも負けないので、日当たりの良いところで管理します。

種まきの時期

種まきの時期は、2月下旬~3月上旬が適しています。3号ポット(直径9cm)の中心に3粒ほど種をまきます。日光に当たると発芽しないので、土を多めにかぶせます。水やりをして土が乾かないように管理して、気温の低い時期は、保温もします。発芽して、本葉が8~10枚ほどになったら、鉢やプランター、地面に植え付けます。ただし、ししとうの種の発芽適温は28℃~30℃と高温で、苗になるまで時間がかかります。(70~80日ほど)市販の苗を購入して植え付けるのが一般的です。
苗の植え付けは、暖かくなった4月中旬~5月下旬が適期です。市販の苗は、本葉が10枚ほどあり、間隔が詰まって色ツヤのよいものを選びます。

水やり

鉢植えやプランターの場合は、土の表面が乾いたら水やりします。真夏は、朝と夕方の1日2回ほど行います。昼間は水が沸騰して根を傷めるので、水やりを避けます。庭植えの場合は、特に必要ありません。ただし、ひどく乾燥している場合は、水やりをします。水が不足すると株にストレスがかかり、辛くなることがあるので、注意します。

気を付けたい病気

気を付けたい病気は、モザイク病です。変色している葉っぱがあったら、その部分を取り除き、殺菌剤を散布します。予防法は、媒介するアブラムシを早めに駆除することです。

家庭菜園で人気の夏野菜

比較的病害虫も少なく、丈夫で栽培しやすいため、家庭菜園でも人気の夏野菜です。5月に植えれば、6月には収穫できて、秋まで収穫できるのも嬉しいポイントです。天ぷらや煮びたしなど、収穫後の楽しみも、育てるモチベーションをアップさせてくれそうです。庭がなくても、ベランダのプランターでも育てられることも、初心者がチャレンジしやすい野菜と言えそうです

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ガーデニングのピックアップ記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。