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科目 ハマミズナ科

原産国 南アフリカ

花の色 白

大きさ 高さ10cm~30cm

肉厚な食感とほのかな塩味が特徴のユニークな野菜

アイスプラントは、葉のプチッとした肉厚な食感とほのかな塩味が特徴のユニークな野菜です。葉の表面に塩分を保持する特殊な細胞を持っているため、土の中の塩分を吸収して葉が塩味になります。

育て方

植え付けは3~5月、または10~11月に行います。植え付けの2週間前に土づくりをしておきます。その際、苦土石灰を適量混ぜ込んで土を弱アルカリ性にすると良いです。1週間前に緩効性化成肥料か有機肥料を混ぜ込んでおきます。植え付ける時は根を傷つけないようポットの土と一緒に植え付けます。株の間隔は30cm空けます。植え付けたらたっぷりと水やりをし、日当たりの良い屋外で管理します。追肥は、植え付けから2週間後くらいから、10日~2週間に1度、薄めた液肥を与えます。植え付けから約1ヶ月で収穫できます。脇芽を少しずつ摘むようにすると、新芽がまた伸びてきて、継続して摘むことができます。また、葉が大きくなると味が悪くなるため、摘むタイミングを逃さないよう注意します。7月頃、花が咲きます。花を咲かせると枯れてしまうため、冬越しさせて翌年も収穫するためには花が咲く前に花芽を摘み取る必要があります。

育成に適した環境

日当たりと水はけの良い場所を好みます。夏の暑さには弱く、30度を超えた環境下で枯れていきます。耐寒性があり、厳寒の地域でなければ-5度までなら屋外で冬を越すことができます。ただし、霜に当たらないよう霜除けをするか、鉢植えは寒さのきつ過ぎない場所に移動させます。土は、市販の培養土か、自分で作る場合は小粒赤玉土7、腐葉土2、バーミキュライトか鹿沼土1の配合で混ぜ込んだものを使用します。

種まきの時期

種まきは2~3月、または9~10月に行います。市販の培養土を入れたポットかセルトレーに3~5粒ずつ種をまき、薄く土を被せて乾燥しないよう日陰で管理します。約1週間で発芽します。その後は生長に合わせて間引きをしながら、本葉が4~5枚になった頃、植え付けをします。種まきから植え付けまで約1ヶ月、植え付けから収穫できるまで1ヶ月が目安です。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。鉢植えは、鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりをします。南アフリカの砂漠地帯が原産のアイスプラントは、乾燥気味の環境が適しています。土が常にジメジメしていると株が枯れる場合があります。また、葉に水がかかると葉が傷みやすくなるので、水やりの際充分注意します。塩分濃度2%くらい塩水(1リットルの水に塩約20g)を2週間に1度くらい与えると、葉の表面の水滴のように見える部分に塩分が溜まり、塩味の効いた葉になります。与える塩分の濃度は葉の味を確認しながら好みに合わせて調整すると良いです。生長期はどんどん水を吸収するので、水切れにも注意します。

気を付けたい病気

アブラムシ

日本でははじめ塩害に強い野菜として導入された

アイスプラントという名前は、表面に見える水滴のような凹凸が凍っているように見えるためです。塩分を吸収するという特殊な機能を生かし、日本では塩害に強い野菜として導入されましたが、現在では水栽培で生産する農家がほとんどです。というのも、地植えだと土壌の有害な物質も葉に吸収されてしまうためです。家庭でも、ペットボトルなどを使って比較的簡単に水栽培をすることができます。栄養価も高く、サラダにして食べるのが人気のようですが、パスタの具にしたり、天ぷらにしても大変美味しいです。

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