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科目  キク科

原産国  北米大陸

花の色  白、ピンク、赤、青、紫

大きさ  高さ30~180cm

野菊のような可愛らしい花

宿根(シュッコン)とは、冬は茎葉が枯れて、根の状態で越す、毎年生長する草花のことです。アスターは、花後に枯れる一年草なので、区別するために「宿根アスター」と呼ばれます。

育て方

アスター属は500種の仲間を有する、キク科の中でも大きな属の一つです。その中で、鉢植えや花壇、切り花など、園芸的に栽培されているものを総称して「宿根アスター」と呼びます。ユウゼンギクやネバリノギクなどの華やかな色合いの花を咲かせる「ミカエルマス・デージー」と、アスター・エリコイデスとキダチコンギクなどの小さな花が無数に咲くタイプの「孔雀アスター」が中心になっています。どちらも野菊のような、可愛らしい雰囲気の花を、まとめて咲かせるものが多いです。

用土は、水はけのよい土を好みます。市販の草花用培養土や、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの割合で混ぜた土を使います。
肥料は、土にあらかじめ緩効性化成肥料を混ぜておき、追肥として生育期に、3週間に1回液体肥料を施します。庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。肥料が多すぎると、姿が乱れるので、少なめを心がけます。

ふやしたい場合は、株分け、さし芽でふやします。
株分けは、2月~3月の芽出し直前が適しています。3~5芽が1株になるよう切り分けます。さし芽は、5月~6月が適しています。新芽の先端をさします。

主な作業としては、「切り戻し」、「摘心」、「支柱立て」があります。
切り戻しは、5月~6月が適しています。1/3~1/2ほどを残して、上部を切り取ります。それにより、枝を多くして花数を増やします。
摘心は、草丈が高くなる品種を、コンパクトな株姿で楽しむために行います。また、摘心することで花数も多くなり、見映えもよくなります。春、本葉の枚数が5~6枚になったら、先端を2節ほど摘み取ります。そして脇芽が数本伸びてきたら、脇芽の本葉の枚数が5~6枚になったところで、再び先端を2節ほど摘心します。
支柱立ては、茎が倒れやすい品種を、支柱を使って支えます。秋に花を咲かせる品種は、花が咲くころには、草丈が伸びて、倒れやすくなります。7月頃に、株元から15cmくらの所で切り戻すと、わき芽が出て、開花時期の草丈を抑えられます。

育成に適した環境

耐寒性、耐暑性とも強いです。日当たりの良い場所が適しています。日陰だと、茎が間延びして、花つきも悪くなります。夏も日よけなどは必要ありません。屋外で冬越しが可能ですが、寒冷地では株の周りに土を寄せるか、腐葉土をかぶせるなどし、防寒対策をします。

種まきの時期

よく増えて、すぐ根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は、毎年植え替えます。時期は、2月~3月の芽出し直前が適しています。庭植えの場合は、特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回、掘り上げて株分けします。

水やり

やや乾燥した土を好みます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。庭植えの場合、真夏に炎天下が続くような時以外は、水やりの不要です。

気を付けたい病気

気になる病気は、うどんこ病、宿根アスター菌核病、さび病です。
うどんこ病は、葉や茎が白い粉をまぶしたように白くなり、生育を阻害します。発生した場合は、殺菌剤を散布します。風通しを良くして予防します。
宿根アスター菌核病は、春に発生し、茎が茶色く腐ったようになり、枯れてしまいます。枯れた茎はなるべく早く除去します。
さび病は、10月~11月に発生し、茎や葉に赤茶色のさびのような斑点がたくさんつきます。生育が衰え、見た目が悪くなります。感染した茎や葉は、取り除き処分します。予防策としては、周囲に茂るキク科の雑草を除去して発生源を断ちます。
気を付けたい害虫は、ハモグリバエ(エカキムシ)、アワダチソウグンバイ、アザミウマ、アブラムシです。
ハモグリバエ(エカキムシ)は、6月から9月に発生し、葉の中を食い進んで不規則な線を描きます。先端部分にいるので見つけ次第、爪で押しつぶすか、薬剤を散布します。アワダチソウグンバイは、グンバイムシの一種で、6月~10月に発生し、葉の裏に寄生して汁を吸います。葉の表面が白くかすれたようになり、ひどい場合は葉が黄色く変色して落葉します。排せつ物がすす病を誘発する可能性もあります。

初心者におすすめの育てやすい花

寒さや暑さに強いので、難易度が低く、初心者でも育てやすい植物です。日当たりの良い場所で育て、冬前に短く切り戻す作業などを行えば、可愛らしい花を咲かせてくれるはずです。花は、色々な種類があって、一重咲きや八重咲き、白色や薄青紫色、赤紫色の花など、自分好みの品種を探してみるのも楽しいです。

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