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科目 ユリ科

原産国 ヨーロッパ、南アフリカ、西アジア

花の色 白、黄、橙

大きさ 高さ10cm~90cm

花が黄やオレンジの品種は屋外で越冬できない場合があるので注意

オーガソラムはユリ科の秋植えの球根植物で、ヨーロッパ、南アフリカ、西アジア周域に100種以上分布しています。花の色が白い品種は耐寒性があり、地植えが可能ですが、色付きの花をつける寒さに弱い品種もあるので、植え付ける際に確認が必要です。

育て方

日本に入って来たのは明治時代末期です。植え付けは10月に行います。地植えにする場合は8~10cmの深さ、間隔は約15cmで植え付けます。鉢植えの場合は浅めに植え付けます。黄色やオレンジ系の花を咲かせる品種のほとんどは寒さに弱い品種のため、11月以降は屋内に移動させたほうが良いですが、オーガソラムは冬の時期のある程度の寒さで花を付けますので、暖房のあたらない場所に置く必要があります。開花期は3月から5月で、比較的長く花を楽しめます。茎の下部から順番に花が咲き始めます。花が咲き終わったら、花がら摘みをします。種に栄養がいってしまうのを防ぐため、花のついた茎を切り取っておきます。また、葉は光合成により球根に栄養を送り届けるため、枯れ終わる夏前頃まで放置しておきます。夏場は球根が休眠期に入ります。

育成に適した環境

日当たり、水はけの良い土壌が適しています。特に、蕾が付いたらよく日光に当てます。日当たりが悪いと開花しない場合がありますが、半日陰でも比較的元気に育ちます。地植えの場合は花壇の土5、小粒赤玉土3、腐葉土2の割合の土に植え付けると良いです。鉢植えは市販の花用の培養土を使うか、自分で作る場合は小粒赤玉土5、腐葉土3、川砂2の割合で作ります。基本的にオーガソラムは肥料がなくても育ちますが、植え付け時に緩効性化成肥料を少量混ぜ込んでも良いでしょう。湿度に弱く、梅雨前に白絹病にかかりやすくなりますので、菌が発生しやすいキク科の植物を球根のそばに植えるのは避けます。

種まきの時期

オーニソガラムは球根でふえていきます。植え替えは葉が枯れ終わった6月頃に行います。鉢植えは、葉が枯れたら掘り上げ、分球をし、夏の間は冷暗所で保管し、10月に植え付けをします。地植えの場合は2~3年植えっ放しでも大丈夫ですが、子株ふえて土の中が混み合ってきますので3年に1度は植え替えを行います。球根が白っぽくなり白絹病が発生していたら、しばらく太陽にさらして日光消毒をします。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥した土を好みますので、水のやり過ぎに気を付けます。また、葉が枯れると球根が休眠期に入りますので、水は一切与えなくて大丈夫です。秋口から少しずつ水やりを始め、今度は球根や根が乾燥しすぎないよう注意します。極度に乾燥すると花付きが悪くなります。

気を付けたい病気

白絹病、センチュウ

「ベツレヘムの星」のような小さく可憐な花を咲かせる

オーニソガラムはギリシャ語の「Ornithos(鳥)」と「gala(乳)」が語源といわれています。英名を「スター・オブ・ベツレヘム」といいます。名前の通り、キリスト誕生の夜に光り輝いたとされる「ベツレヘムの星」のような、小さく可憐な花を咲かせます。また、オーニソガラムの仲間である「ウンベツラム」の和名は「オオアマナ」といいます。オーニソガラムは日本に古来から存在する「アマナ」によく似ており、オーニソガラムはアマナより少しサイズが大きいのでオオアマナと呼ばれるようになったといわれています。切り花としても人気なオーニソガラムですが、近年は黄色やオレンジの花を咲かせる寒さに強い品種のオーニソガラムも少しずつ出回るようになっています。

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