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科目キク科

原産国地中海沿岸

花の色黄、橙、褐色

大きさ高さ10cm~60cm

冬~春の花壇を長い期間元気いっぱいに彩る黄系の花

育て方

地中海沿岸部が原産のキク科の一年草です。さまざまな品種があり、黄色やオレンジの丸い形状の花が冬から春の花壇を長い期間明るく彩ります。秋に種まきをして冬に花が咲きますが、厳寒地では苗が寒さにやられる場合もあるので春に種まきをすると良いです。カレンデュラは中性または弱アルカリ性の土壌を好むため、直に種をまく場合は種まきの2週間前くらいに苦土石灰を土に混ぜておきます。さらに1週間くらい前に土に堆肥か緩効性化成肥料を混ぜ込んでねかせておきます。鉢植えにする場合は、市販の花用の培養土を使用するか、小粒赤玉土7、腐葉土3の配合に緩効性化成肥料を混ぜた土を使います。株間は20~30cm空けます。本葉が8~10枚になったら摘心をして脇芽をふやすと花の数が多くなります。難しい手入れは必要なく、追肥しなくても元気に育ちますが、花付きが悪かったり葉の色がくすんでいる時は薄めた液肥を2週間に1度与えます。咲き終わったら花がらは早めに摘み取るようにします。栄養が種のほうにいってしまい、株が弱って花付きが悪くなるためです。

育成に適した環境

日当たり、水はけ、水持ちの良い土壌が適しています。寒さに大変強く、屋外で冬越し出来ますが、北風が強く吹きつけたり霜が出来る場所では葉が傷む場合があります。心配な時は藁や腐葉土などで株を保護すると良いです。また、ジメジメした土壌だと根腐れを起こしやすいため、土壌の水はけがあまり良くない時は腐葉土を混ぜ込んでおきます。夏の暑さには弱く、花が咲き終わると自然に枯れます。こぼれ種で翌年も開花することが多いです。

種まきの時期

花が咲いたら摘み取らず放置しておいて出来た種を保管し、種まきすることが可能です。種は古くなると発芽率が悪くなりますので、採取した年の秋に種まきをすると良いです。種まきは9~10月に行います。花壇や鉢に直に種まきするか、市販の種まき用の土か花用の培養土を入れたポットで苗を育てて本葉が5~6枚になったら植え付けることも出来ます。1週間から10日ほどで発芽します。

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。土が湿っぽい時は水やりを控えます。やや乾燥気味な土壌のほうが元気に育ちます。地植えの場合は、苗がしっかり根付いた後は日照りがあまりに続く場合を除いて降雨のみで大丈夫です。

気を付けたい病気

ウドンコ病、炭そ病、ヨトウムシ

人々の生活に密着した親しみやすい花

カレンデュラは、人々の生活に密着した親しみやすい花のひとつで、初心者でも簡単に育てることが出来ます。大変丈夫で繁殖能力が高く、原産地では雑草またはハーブとして認知されています。日本ではキンセンカと呼ばれ、こぼれ種でふえるため空地で野生化している姿も時々見られます。古代ローマ時代から花や葉が皮膚の薬や染料として利用されていました。特に火傷のケアにカレンデュラは欠かせないものでした。現在も、カレンデュラの成分が皮膚や胃の粘膜を保護すると言われており、ハーブティーやローション、クリーム、石鹸など、カレンデュラの成分の入った関連商品が販売されています。また、花は料理の食材としても利用されています。切り花はリーズナブルで花持ちが良いため根強い人気があり、淡路島や房総半島はカレンデュラ(キンセンカ)の産地です。

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