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科目 キク科

原産国 北アフリカ、地中海地方

花の色 白、黄

大きさ 高さ20cm~30cm

白い花を咲かせるノースポールが広く知られている

現在はクリサンセマム属に属していませんが、過去にキク科クリサンセマム属に分類されていた名残りで、今でもクリサンセマムと呼ばれています。一般的にはクリサンセマム・パルドサムという白い花を咲かせる品種が「ノースポール」という名でよく知られています。クリサンセマム・ムルチコーレという、黄色い花が咲く品種もあります。

育て方

花期が長く、春先から夏の始め頃までマーガレットによく似た小さな花をたくさん咲かせ続け、丸っこい形状の株にギザギザした切れ込みのある葉を茂らせます。初心者でも育てやすい品種で、花壇の前景や寄せ植えに使われる花の代表格です。秋に種まきをするか植え込みをしておけば冬の終わりから春の始め頃には次から次と花が咲き始めます。1年草で、夏までに枯れますので植え替えの必要はありません。本葉が8枚くらいの頃に摘心をして脇芽を増やすと株がこんもりとした形に茂ります。暖かくなると株が蒸れやすくなりますので、葉が伸び過ぎた時は切り戻しをします。大変丈夫な花で、花壇にこの花を植え込んだ翌年はこぼれ種から自然に発芽して再び開花することがよくあります。

育成に適した環境

日当たりと水はけの良い場所で良く育ちます。植え付けは10月~12月、もしくは3月~4月が適期です。秋の涼しくなった頃に苗を植え付けると、冬までにしっかりと土に根付き、春先からの開花期の花付きが良くなります。株が横に茂るので、苗と苗の間隔を充分に取ります。土は有機物の多い培養土が適しています。自分で作る場合は赤玉土7、腐葉土3くらいの割合にすると良いでしょう。植え込む時に粒状の固形肥料を混ぜ込んでおきます。また、開花中は様子を見ながら1週間おきくらいで液肥を与えましょう。咲き終わった花をこまめに摘み取ると花付きが良くなります。寒さに強い植物で、多少の霜でも枯れることはめったにありません。逆に暑いと成長が止まってしまいます。花の勢いが弱ってきた頃に思い切って1/2ほど切り戻しをすると再び花を咲かせます。

種まきの時期

9~10月の涼しくなった頃にまきます。前年に取っておいた種を翌年まいても良いでしょう。寒冷地では春まきもできます。 用土を入れたセルトレー、浅めの植木鉢等に種をまき、薄く土をかぶせます。発芽するまで日陰に置き、土が乾燥しないよう注意します。発芽後は元気な芽を残して間引いていきます。本葉が5~6枚になったら、植木鉢や花壇に植え付けます。クリサンセマムは挿し芽で増やすことも可能です。花のついていない茎を先端から6cmほど切り、下の葉を取り除いて切り口を斜めに切り、2~3時間水に差しておきます。小粒の赤玉土に茎を2cmほど挿し、乾燥しないよう気をつけながら明るい日陰で管理します。2週間ほどで根が出てきて、植木鉢や地植えができるようになります。

水やり

水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。高温多湿に弱い植物なので、やや乾燥した状態のほうがしっかりした株に育ちます。地植えの場合は、ほとんど水やりする必要はありません。

気を付けたい病気

アブラムシ、灰色かび病、立枯病

花いっぱいの丸々とした株は春の花壇の代表格

真っ白なかわいらしい花で花壇を彩るクリサンセマム・パルドサム(ノースポール)は日本名で「カンシロギク」と呼ばれます。その花姿からマーガレットとよく間違われがちです。クリサンセマムのほうがマーガレットよりやや花が小さく、葉にギザギサの切れ込みがあるのが特徴です。また、マーガレットが日本に入ってきたのは明治末期頃で、クリサンセマムが1960年代と、マーガレットのほうが日本では古株の花になるようです。とはいえ、近年では春のガーデニングに欠かせない花に必ずクリサンセマムの名前が挙がるくらいメジャーな植物となっています。

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