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科目 サクラソウ科

原産国 ヨーロッパ、北アフリカ、中近東

花の色 白、ピンク、赤、黄、紫、複色

大きさ 高さ10cm~40cm

冬のギフトとしても人気の高い定番の鉢花

地中海から中近東地域が原産の、サクラソウ科の多年草です。鮮やかな赤やピンクの花は、冬の定番の鉢植えとしてお歳暮などギフト用としても広く普及しています。

育て方

シクラメンの葉はひまわりの花のように明るい方向を向く性質があるため、時々鉢を回してあげると葉付きのバランスが良くなります。また、葉を外側に広げて内側の蕾に日が当たるようにすると、花をたくさん咲かせます。花芽を上げるために、咲き終わった花やしおれた葉を手かピンセットでつまんで引き抜きます。その際ねじるように抜くと株を傷めにくいです。夏越しさせる方法は、葉を枯らせて球根だけの状態を保つ「休眠法」と、葉を残したまま夏越しさせる「非休眠法」があります。9月の秋の始めから梅雨前頃までは週に1度、液肥を与えます。夏場は、非休眠法で育成中の株には10日に1度、薄めた液体液肥を与えますが、休眠法で育成中の株には与えません。

育成に適した環境

冬場のシクラメンの適温は5~10度で、ある程度の寒さの中で元気に育ちますが、屋内の暖かい場所に置くと葉や花茎が伸び過ぎてバランスが悪くなり、株の発育が悪くなるか止まってしまいます。また、日当たりが悪いと花付きが悪くなり、せっかく蕾が付いても開花しないこともありますので充分日光に当てるようにします。最低気温が5~10度以下になったら屋内に取り込みます。暖かくなったら風通しの良い明るい日陰に移動させます。休眠中の株は日陰で管理します。屋外用のガーデンシクラメンは真冬の屋外でも耐寒性がありますが、霜や厳しい寒風にさらされると株が弱ることがあります。土は、市販の草花用培養土を使用します。自分で土を作る場合は赤玉土6、腐葉土3、パーライト1の割合が適しています。さらに緩効性化成肥料を混ぜ込んでおくと良いでしょう。

種まきの時期

シクラメンは種でふやすことができますが、種から育てたシクラメンが開花するまで数年かかる場合が多いです。春、育成中のシクラメンの結実した種を洗い、乾燥させて冷暗所で保管しておきます。種まきは9~11月が適期です。種まき用の土を入れたトレーやプランターに2cm間隔で種をまき、薄く土を被せます。新聞紙などで暗室状態を保ち、乾燥しないよう1~2ヶ月管理します。発芽後、本葉が3~5枚になったらポットに植え替え、風通しの良い場所に置きます。追肥は、薄めた液肥と固形化成肥料を月に1度与えます。生長した株の植え替えは9月頃に行います。やさしく土を落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。その際、休眠中の株は根を切ります。

水やり

近年、市場に出回っているシクラメンのほとんどは底面給水鉢という鉢植えに植えられています。受け皿の水が切れたら水やりをしますが、月に1度は土の浄化のため土の表面からたっぷりと水やりをします。通常の鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。この時、葉や花に水がかかると病気になりやすいので、葉を手でめくって水を注ぎます。

気を付けたい病気

灰色カビ病、萎凋病、軟腐病、シクラメンホコリダニ、スリップス、ヨトウムシ

葉の色が濃く、葉の大きさが揃った締まりの良い株を選ぶ

近年は香りを楽しめるシクラメンや八重咲き、ギザギザの花びらをしたものなど、次々と新しい品種が市場に登場しています。屋外で地植えや寄せ植えのできるガーデンシクラメンやサイズの小さなミニシクラメンも人気です。シクラメンは、ギリシア語で「キクロス」と呼ばれ、「螺旋」や「回転する」を意味します。その名の示す通り、花が終わった後についた実が花茎ごとくるくるとねじれていく様子がユニークです。シクラメンの鉢を選ぶ時は、株がよく締まっていて葉の色が濃く、花茎が葉から4cmほど上がっている元気な株を選ぶのがポイントです。

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