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科目 キク科

原産国 南アフリカ

花の色 黄

大きさ 高さ30cm~100cm

鮮やかな黄色い花は冬の寄せ植えの代表格

「ユリオプス」は、ギリシャ語で「大きな目」に由来しています。秋の終わりから冬にかけて、マーガレットに似た黄色い花を次々と咲かせます。初心者でも育てやすく、秋冬の花の少なくなる季節に色鮮やかに花壇を彩る、ガーデニングの定番ともいえる人気の花となっています。

育て方

ユリオプスデージーは南アフリカ原産の常緑低木で、小さなうちは可憐な草花の姿をしていますが、成長すると茎が太くごつごつとしてきて、やがて高さ100cmほどの樹木となります。葉の表面にはやわらかい毛が密生し、灰白色に見えます。枝分かれがしにくい植物なので、芽先を摘み取って脇芽を増やすようにすると、横に茂るようになりバランス良い形に育ちます。

育成に適した環境

植え付けの適期は春か秋です。日当たりが良ければどこでも育ちますが、水はけが良く乾燥している場所を好みます。ただし鉢植えは長時間炎天下の下に置かれると弱ってしまうため真夏の日差しの強い日は半日陰の場所に移動させると良いでしょう。耐寒性があり、日本であればほとんどの株は屋外で冬を越すことができます。経年のうちに株が次第に大きくなっていきます。根の成長が早く、鉢植えは根詰まりを起こしやすいため、1~2年ごとに、春または秋にひと回り大きな鉢に植え替えをします。土は新しいものを用意しましょう。肥料を多く与え過ぎると茎が伸び過ぎてしまうので、植え付けの際に土に粒状の固形肥料を混ぜ込む程度で充分です。万が一、花付きが悪い場合は液肥を2週間に1度くらい与えて様子を見ます。大株に成長すると花が咲きにくくなるため、花が咲き終わった頃に切り戻しを行います。思いきって1/2ほど切り戻してしまって大丈夫です。また、風通しを良く保つため、枯れた葉や花はこまめに取り除くようにします。

種まきの時期

種がつかないため、苗から育てるか、挿し木で増やします。適期は4月~7月、9月~10月で、春の新芽を利用すると成功しやすいです。新芽を長さ5~10cmほどにカットし、水を入れた容器に挿して1時間ほど水を吸わせます。水を含んだ挿し芽用土に挿し、根が出るまで乾燥に気をつけながら明るい日陰で管理します。約1ヶ月で根が出ますので、その後は小さめの鉢に植え付けます。春になり暖かくなってきたら鉢植えや地植えができるようになります。苗の植え込みは春か秋に行います。土は一般的なガーデニング用培養土で問題ありません。用土を自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土4くらいが程良い配分です。

水やり

高温多湿を嫌うので、鉢植えは乾燥気味な状態で管理しましょう。土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

気を付けたい病気

アブラムシ、コナジラミ

水や肥料をやり過ぎると花付きが悪くなる

ユリオプスデージーは一度咲くと秋から冬の長い期間花を楽しめるのが魅力です。あまり花が咲かない時は、水のやり過ぎ、肥料過多かもしれません。日光が足りない場合も考えられます。育てはじめの頃、花の数が少ないと感じても、株が大きくなれば自然と花付きも良くなっていきます。近年は品種改良が進み、ガーデニング用に丈の低い種類が多く出回るようになりました。しかし年月が経つと丈が伸び、最終的にはやはり大株に成長します。また、小さな花をたくさん付ける品種や八重咲きの品種、葉に白斑が入った品種など、ユリオプスデージーは種類が多様化し、秋冬のガーデニングにはますます欠かせない存在となっています。

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