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そのまま素揚げにしたり、柔らかく茹でてシチューにして食べたりする芽キャベツは、ベランダで作ることができます。芽キャベツは、キャベツをそのままミニサイズにしたような形ですが、甘みが強いキャベツに対して、少し苦みがあるのが特徴です。実のつき方も他の野菜に比べると独特で、ひとつの茎に小さなサイズの球がいくつも実ります。その姿から「子持ちカンラン」という別名もあります。カンランとはキャベツのことで、芽キャベツは、そのほかのアブラナ科の野菜と同じで、ケールという野菜が大もとになっています。ケールはヨーロッパで品種改良が続き、その結果、芽キャベツが誕生しました。原産地はベルギーのブリュッセルで、日本へは明治時代に輸入されましたが、なかなか一般的に受け入れられず、栽培が増えてきたのは1950年代を過ぎてからのことでした。

芽キャベツの特徴

比較的、長い期間の栽培が可能ですが、旬は晩秋から冬です。生育気温は0℃~25℃を好み、高温多湿の環境ではうまく球になってくれないので難しいかもしれません。さらに種まきから収穫するまでの期間も他の野菜に比べるとやや長めです。気長に育てていく必要があります。

芽キャベツの育て方

芽キャベツの育て方を段階別、ポイント別にご紹介いたします。

種まき

芽キャベツは光を好みますので、日当たりのいい場所に植えるか、もしくは日当たりのいい場所に鉢植えを置くようにします。また、低い気温を好み、高温だと病気のリスクが高くなります。直径9㎝のポリポットに育苗用培養土を入れ、5㎜程度の深さに3、4粒点まきして、土を覆います。

発芽

芽キャベツは種まきから発芽までに3日ほどかかります。発芽するまでは、種をまいた後の土を乾かさないように注意しましょう。発芽後は日当たりのよい場所へ移動させます。

間引き

1回目の間引きは、本葉2枚までに2本にし、2回目は本葉4枚までに1本を間引きして、1ポット1株にします。

定植

2回目の間引きと同じタイミングで、直径15㎝のポリポットへ定植します。このとき1鉢あたり、ひとつまみの化学肥料を株元にかからないように施します。

定植・増し土

種まきをした後、1か月ほどで本葉が8、9枚くらいになったら直径30㎝の鉢に定植します。このとき培養土には10リットルあたり、苦土石灰10gを混ぜて植えつけの前に化成肥料20gを混ぜておきます。支柱を立てておき、土が下に沈んできたら増し土をしてやりましょう。

葉かき

下の方のワキ芽の株が1㎝ほどに成長したら、株全体の下から3/4ほどの葉を左右に動かすか剪定ばさみで取り除き、葉がきをします。

下芽かき

下から10節ほどまでの、ワキ芽も早めにかきとるようにします。これは球が奇形になるのを防ぐためです。

収穫

芽キャベツの球の直径が2~3㎝になったら収穫ができます。1~2か月かけて順次収穫すると、1株で60~80個の芽キャベツが収穫できます。

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