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科目 シソ科

原産国 北アフリカ、ユーラシア

花の色 白、ピンク

大きさ 高さ15cm~30cm

酸性の土が苦手なので石灰をまいておく

タイムは、北アフリカ、ユーラシアが原産地のシソ科の常緑の低木で、300~400種ほどの品種が確認されています。中でもヨーロッパ南部が原産地のコモンタイムが有名で、タイムというと一般的にこの品種を指す場合が多いです。

育て方

繁殖力が強く、枝が直立して伸びるものと、横に這うように伸びるものがあり、這うように伸びる品種は枝の節からどんどん根付いていきます。春~初夏の頃、白やピンク色の小さな花を咲かせます。苗の植え付けは4~5月が適しています。市販の培養土かハーブ用土を使いますが、自分で土を作る場合は小粒赤玉土4、小粒鹿沼土3、腐葉土3を混ぜると良いです。タイムは酸性の土が苦手なため、植え込みをする2週間くらい前に、土に苦土石灰を撒いておきましょう。地植えをする場合は、株と株の間隔を20~30cm空けて植え込みます。丈が20cmくらいになったら葉を収穫できます。開花後は、切り戻しを行います。また、タイムは高温多湿に弱く、枝が茂りすぎると株が蒸れて枯れる場合もあるので、梅雨前に1/3ほど切り戻しを行い、株の風通しを良くします。晩秋にも1/2ほど切り戻し、さらに3月頃、葉を何枚か残して切り戻しておくと元気に育ちます。また、植え付けから2~3年経った頃、株分けをします。

育成に適した環境

日当たりと水はけが良い場所を好みますが、日陰でもある程度元気に育ちます。ただし、若干葉の色が悪くなり、香りも弱くなります。真夏の暑さには弱いため、鉢植えは直射日光を避けて半日陰に移動させるなどなるべく涼しいところで管理します。寒さには強く、屋外で越冬できます。冬場は霜で葉が黒ずみ枯れることもありますが、根は休眠していて、春になると再び新芽を出します。冬の葉枯れが気になる場合は藁で霜よけをすると良いです。タイムは株の生長が早く、鉢の植え替えは1年ごとに行います。根詰まりを起こすと株の生長が悪くなります。植え込む時、土に肥料が入っていれば特に追肥しなくても大丈夫ですが、生長期は2週間に1度、薄めた液肥を与えても良いです。ただ、肥料過多になると株の生長が鈍くなります。

種まきの時期

種まきは4~5月か、9~10月頃に行います。土を入れたセルトレーやポットに種をまきます。この時、土はかぶせなくて良いです。発芽後、本葉が出たら順次間引いていき、丈が5cmになったら植え込みができます。また、タイムは挿し木でふやすことができます。春または秋に若い枝先を10cmほど切ります。下葉を落とし、1時間ほど水に挿して水揚げ処理をした後、枝先を赤玉土やバーミキュライトに挿しておくと、3週間ほどで発根します。

水やり

乾燥を好むハーブなので、表面の土が乾いたら水やりをします。毎日水やりをする必要はありません。真夏の昼間に水やりをすると、熱で蒸れて枯れることがありますので、夏場の水やりは夕方にします。冬は株が休眠期に入りますので、水やりはほとんど必要ありません。

気を付けたい病気

アブラムシ

古くから愛されてきた香りの強いハーブ、花はミツバチも好物

タイムは、ギリシャ神話やシェークスピアの「真夏の夜の夢」にも登場するくらいヨーロッパにおいて古代から人々に親しまれ愛されてきたハーブのひとつです。また、タイムの花はミツバチが大変好むとされ、16~17世紀頃のイギリスでは養蜂家がミツバチを集めるため、ハーブガーデンにタイムを植えていました。近年、タイムの蜜から作られた「タイムハニー」はアンチエイジング効果があるとされ、大変注目されています。

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