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科目 モクレン科

原産国 北米

花の色 白

大きさ 高さ約5~20m

迫力ある樹形

常緑の樹木で、大きな白いバラのような花を咲かせます。生育が旺盛なので、家庭で栽培するには広い場所が必要です。生育が旺盛なので、枝もよく伸びます。定期的に剪定しないと、枝が暴れ放題になってしまいます。樹高を適度な高さに抑えるためにも剪定は大事な作業です。

育て方

剪定の適期は晩秋です。花芽は花が終わった直後からつきはじめます。花芽の見分けがつく大きさに育つ、秋以降に花芽を避けて剪定するようにします。剪定は本格的に冬が来る前に終えるようにします。

タイサンボクには家庭での栽培もしやすい矮性のものがあります。タイサンボクは樹高が高くなるので、花が樹の先端につくため、花が咲いていても見難い欠点があります。矮性のものなら、見やすい場所に花がつくので、純白の美しい花を楽しむことができます。

育成に適した環境

日当たりを好みますが、半日陰でも充分に育ちます。暖かい地方が原産の植物なので、あまり耐寒性は強くありません。冬には落葉することもあります。日本では関東より北の地方では植栽に向いていません。

用土は肥沃な土を好みます。また、少し湿り気のある土の方がよく育ちます。庭の土がやせて固くなっているようなら、腐葉土やピートモスを混ぜ、保水性と栄養度を確保するようにします。肥沃な土を好むので、肥料を与えるとよく育ちます。株の根本に油粕と化成肥料を成長期にあたる春、夏の2回与えます。家庭で育てる場合は、肥料を与えすぎると株が大きく育ちすぎて管理しにくくなるので、成長を抑えたいなら剪定を施すとともに、肥料は控えめにするようにします。

種まきの時期

接ぎ木で増やす方法があります。台木には同種のコブシという木を使いますが、接ぎ木には特殊な技術が必要なので、素人には困難です。株を増やしたい場合は、市販の苗を買ってくる方が簡単です。

さし木でも増やすことができます。夏に新しく伸びた傷のない枝を選んで、さし木用の背決な用土にさします。種まきは発芽率が悪いので、おすすめできません。

植え付けは、春と秋です。タイサンボクは細かい根が少なく、太い根は柔らかいので植え替えは困難です。一度植えたら移植できないことを考えて、植え付けの場所はよく考えて選ぶようにします。

水やり

地植えの場合は、ほとんど雨水だけで大丈夫です。やや湿り気のある土を好むので、夏の高温期に土が乾燥しているようなら水を与えます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたら水をたっぷり与えるようにします。

気を付けたい病気

カイガラムシ

人の心をとらえる美しい花と香り

樹形が美しく、ツヤのある葉と白い花も見ごたえがある美しい樹です。花は、甘い香りがとても良く、香水の材料にも使われています。タイサンボクは原始的な姿をとどめた樹で、何千年も前から姿を変えていたにと言われています。地球の原始時代、まだ蜂や蝶などの受粉に必要な昆虫がいない時代から生きていた為、受粉の役割を果たすハエやカブトムシなどに適合するよう、花は大きく、花の付け根も頑丈になったと考えられています。

タイサンボクは「モクレン」とも呼ばれ、モクレンの方が広く知られた名前です。西洋で知られる「マグノリア」も同じ種類の植物です。

モクレンやマグノリアは、香りのよさから人の印象に残りやすい樹です。映画や歌にも名前が登場することからも、人の心をとらえる印象がある花と言えます。

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