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科目 カヤツリグサ科

原産国 世界の熱帯~温帯

大きさ 高さ30~200cm

立ち姿が涼しげな観葉植物

世界最古の紙の原料として有名な植物、別名パピルスです。大型の水辺の植物で、スッとした涼しげな立ち姿が観葉植物として人気です。初心者でも育てやすい植物です。

育て方

シペラス属は、世界の熱帯から温帯に600種あり、日本にもカヤツリグサなど28種が自生しています。生育旺盛な植物で、常緑性の大型の多年草です。茎の先端から細い放射状の花軸が伸び、さらにその先に茶褐色の花穂をつけます。エジプトから熱帯アフリカに自生し、パピルスとも呼ばれる「カミガヤツリ」、南アフリカ原産の「シペラス・アルボストリアツス」、マダガスカル島原産の「シュロガヤツリ」などが、観葉植物としてよく栽培されています。

用土は、水もちが良く、有機質の多い土を好みます。赤玉土(中~小粒)7・腐葉土3などの割合で配合した土を使用します。やや粘土質の土でも、良く育ちます。
肥料は、あまり与えなくても良く育ちます。生育期に1回、緩効性化成肥料を施肥します。肥料が多いと、茎が軟弱に育ち、倒れる原因となります。また、草丈を低く抑えたい場合は、肥料は不要です。

ふやしたい場合は、さし木か株分けでふやします。
さし木は、5月中旬~8月下旬が適しています。水の入ったコップに、茎の先端部分をカットしてさしておくだけで根がでます。1~2カ月で十分根が伸びたら、鉢上げします。コップの水は、2~3日に1回取り替えます。株分けは、植え替えと同時に行います。鉢から抜いた株はまわりの土を半分ほど落とし、地下茎を切って株分けします。

主な作業としては、「斑が抜けた枝のカット」「枯れ葉の除去」があります。
斑入りの品種で、緑色の苞がでてきたら、その茎は切り落とします。また茎が枯れて、茶色くなったら、根元からカットします。高温期はよく生長するので、草丈を低くしたい時など、根元からカットすると、再び新芽が伸びてきます。ただし、冬は生長が鈍化するので、この作業は控えます。

育成に適した環境

耐寒性は普通で、耐暑性は強いです。日光を好む植物なので、日の当たる場所が適しています。一年を通して、屋外のできるだけ日の当たる場所に置きます。室内など日当たりが悪いと、徒長(細長く伸びきって生長)するので注意が必要です。冬は5℃以上あれば、冬越しできます。水やりを減らして乾かしぎみに育てると0℃くらいまで耐えます。霜の当たらない場所であれば、屋外でも冬越しできます。0℃以下になる場合は、室内に取り込み、なるべく日当たりの良い場所に置きます。

種まきの時期

植え替えは、5月中旬~8月下旬が適しています。地下茎が鉢いっぱいになったり、鉢から地下茎が伸び出てきたら植え替えの目安です。カミガヤツリは、伸び出た茎を3~4節つけて切り、8~10号鉢に植えつけます。シュロガヤツリやシペラス・アルボストリアツスは、鉢いっぱいになった株は鉢から抜き、包丁などで2~3株に分けて、それまでと同じ大きさの鉢に植えつけます。

水やり

非常に水を好むので、生育期は常に湿っているように、毎日水やりをします。鉢皿に水を貯めて置く方法もあります。この場合、水が腐って根腐れを起こさないように、根腐れ防止剤を入れておきます。
また、水やりの回数で草丈を調整できるので、室内で栽培する時は、水を控えるとちょうど良い大きさになります。冬はほとんど生長しないため、水やりの回数を減らし、土の表面が乾いて3~4日してから水やりをします。

気を付けたい病気

気を付けたい病気は特にありません。害虫は、カイガラムシが年間を通して発生するので、見つけ次第、駆除します。

日に当てればぐんぐん育つ

スッと伸びた茎に、細く放射線状に広がる葉が印象的な植物です。日に当てればぐんぐん育ってくれる初心者でも育てやすい植物です。青々とした葉と、どこかエキゾチックな雰囲気のある立ち姿は、夏の庭やベランダで、涼やかな空気を醸し出してくれそうです。部屋のインテリアとしても、素敵かもしれません。コップの水にさしておくだけで、根が生えるそうなので、株をふやすことにも挑戦できそうです。

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