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科目  アブラナ科

原産国  地中海北岸~西アジア

花の色  白、赤、ピンク、オレンジ、紫

大きさ  高さ10~15cm

カーペット状に広がる白く小さな花

小さな白い花が集まって咲く、多年草です。花は甘い香りがあります。カーペット状に広がるので、花壇の前列や縁取りに植えられます。白が最も多いですが、紫やピンク、パステルカラー調の園芸品種など、花色も豊富です。

育て方

白い花が多いので、寄せ植えでは、パンジーやガーデンシクラメンなどの鮮やかな花と組み合わせると、お互いの美しさが引き立ちます。またカーペット状に広がるので、高さのある植物と組み合わせて使うことも多いです。本来は多年草ですが、高温多湿に弱く、夏に枯れてしまうことが多いので、日本では一年草として扱われます。

用土は、水はけと通気性がよく、適度に水もちのよい土を好みます。市販の草花用培養土か、赤玉土(小粒)6、腐葉土4などの割合で配合した土を使います。庭植えの場合は、植え付けの2週間前に、あらかじめ苦土石灰を混ぜ込んで、酸性を中和しておきます。
肥料は、植え付け時に元肥として緩効性化成肥料、開花中は、薄めの液体肥料を2週間に1回ほど追肥します。

ふやしたい場合は、さし芽か種まきでふやします。
さし芽は、5月か9月に、の先端を5cmほど切って、赤玉土小粒と軽石小粒を配合した用土にさします。発根するまで土が乾かないように管理し、十分に育ったら、鉢植えか庭植えにします。ただ、発根率が低いので、種まきのほうが増やしやすいと言われています。

主な作業としては、「花がら摘み」、「切り戻し」があります。
花がら摘みは、小さな花を次々咲かせながら伸びた茎が、花後間延びしたような感じになったら、切り戻しも兼ねて、わき芽の出ている節の上で切り取ります。枯れた花をそのままにしておくと、株が蒸れて枯れてしまうので、こまめに取りのぞきます。
切り戻しは、株全体が満開を過ぎて、草姿が乱れて見苦しくなったら、株全体を1/3ほどの高さに刈り込みます。そうすると茎が伸びてきて、再び花を咲かせます。花の開花期が終わった5月~6月上旬に、株元の葉を残してばっさりと切り戻すと、夏を越せる確率が高くなります。無事に夏を過ごせれば、秋にも花を咲かせてくれます。

育成に適した環境

耐寒性、耐暑性とも弱いです。日当たりのよい場所が適しています。屋外の場合は、霜の降りない場所が適しています。霜に当たるとその部分が枯れてしまうので、簡単な霜よけをするなどの注意が必要です。
本来は毎年花を楽しめる多年草ですが、耐暑性が弱いので、夏に枯れてしまうことがあります。梅雨以降、全体を短く刈り込んで、風通しをよくします。そして、やや乾燥気味に管理して、無事に夏越しできたら、秋に涼しくなるころから、また花を咲かせます。

種まきの時期

種まきの時期は、秋に花を咲かせるなら2月~4月、春に花を咲かせるなら9月~11月が適しています。夏を越せないことが多いので、初心者には秋まきがおすすめです。
育苗箱に、種をばらまき、本葉1~2枚になったら、育苗ポットに移します。本葉が4~5枚になるまでに、鉢植か、庭植えにします。種が小さく、根つきにくいので、プランターや地面に直接ばらまき、間引いていく方法もあります。
苗植えの時期は、3~4月か、10~12月が適しています。鉢植えは、6号鉢に1株が目安です。庭植えは、株同士の間隔を20~25cm空けて植えます。根が弱く、傷つくと枯れてしまうので、根に付いた土はくずさないで植え付けます。

水やり

やや乾燥した環境を好むので、土の表面が乾いてからたっぷりと水やりをします。庭植えは、極端に乾かなければ、水やりは不要です。土を湿った状態にしておくと、根腐れをおこします。

気を付けたい病気

気を付けたい病気は、菌核病です。
多湿になると、カビが発生して腐敗し、枯れてしまいます。予防法は、切り戻して風通しをよくすることです。
気を付けたい害虫は、アブラムシです。
春先に発生し、新芽や蕾、茎葉に寄生して株を弱らせます。見つけ次第、薬剤を散布します。

花壇の寄せ植えで楽しむ

スイートアリッサムは、カーペット状に広がる小さく可愛らしい花で、花壇の全面に利用されることが多いようです。花色は白が多いので、さまざまな花と、花色の組み合わせを考えながら、寄せ植えするのも楽しそうです。
本来多年草ですが、高温多湿に弱く、夏を越せないこともあるようです。水をやりすぎず、風通しを良くするなどして夏を越させるか、種を秋まきにして春に花を咲かせるか、少し工夫が必要になります。そんなスイートアリッサムの弱点を克服する、「スーパーアリッサム」という品種が最近、誕生したようです。直射日光の当たらない場所であれば、少し切り戻しをするだけで、夏を越すことができるとか。試してみる価値はありそうです。

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