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科目 ゴマノハグサ科

原産国 オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ

花の色 白、ピンクなど

大きさ 高さ20cm~120cm

夏期と冬期の温度管理に気をつければ長く楽しめる

へーべはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカを原産地とする常緑性の低木です。温度管理がやや難しく、初心者向きの植物ではありませんが、ホームセンターなどでも見かける「へーべ・グリーンフラッシュ」「へーべ・ハートブレイカー」は比較的丈夫な品種で、寄せ植えなどにも向いています。

育て方

温度管理のし易い鉢植えのほうが育てやすいです。苗の植え付けは冬に行います。花期は2~5月で、長く花を楽しめます。ある程度の寒さによって花芽がつくので、冬場は暖房の当たらない、適度に寒い場所に置くようにします。ただ、品種にもよりますが、気温が5度以下だと枯れやすくなります。特に霜には当てないよう注意します。花芽がついたら日当たりの良い暖かい場所に移動させます。肥料が足りないと花付きが悪くなります。春先と夏前に追肥をします。花期は特に、2週間に1度、薄めた液肥で追肥をします。春、花が咲き終わったらひと回り大きな鉢に植え替えをします。

育成に適した環境

夏は暑過ぎず、冬は寒過ぎず、多湿でない温暖な環境が適しています。地植えだと温度管理が難しいため、鉢植えで育てるのが一般的です。土は、市販の草花用の培養土か、自分で作る場合は小粒赤玉土5、腐葉土3、バーミキュライト2くらいの割合の土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。梅雨の時期は雨が直接当たらない場所に鉢を移動させます。夏は半日陰の涼しい場所に、冬は日当たりが良く5度以上の場所で管理します。また、風通しや育成環境が良ければ病害虫には比較的強い植物です。温暖な南方の地域であれば、屋外で越冬させることも出来ます。

種まきの時期

挿し木でふやすことが出来ます。夏になる前頃、元気な枝穂を8cmくらい切り落とし、下の葉を取り除いて1時間ほど水揚げをした後、水で濡らした市販の挿し木用の土または鹿沼土などに挿し、乾燥しないよう注意しながら明るい日陰で管理します。個体差はありますが、1ヶ月くらいで根が伸びて、植え付けができるようになります。

水やり

土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりします。基本的には乾燥気味の土壌を好む植物なので、水やりのし過ぎに注意します。土が常に過失気味になると根腐れの原因になります。冬期は水やりを控えめにし、土が乾いたら水やりをします。根がカラカラに乾燥してしまうと根が傷んで生育不良になるため、乾燥のし過ぎにも注意する必要があります。

気を付けたい病気

アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ

葉の色や模様がユニークな品種など100種以上存在している

ヘーベという名前はギリシャ神話に登場する、青春の女神と称される「ヘーベ」に由来します。ヘーベは12の大業を成し遂げたヘラクレスの妻です。ヘーベの別名は「トラノオノキ(虎の尾の木)」で、これは、虎の尾のように長く伸びた花の様子からつけられています。「永遠の命」「青春」「陰の努力」という花言葉から、お祝い事や物事の成功の暁にこの植物が贈られる習慣が残っています。現在は140種類以上の品種があり、その半分はニュージーランド産です。葉の色や模様がユニークな品種や育てやすい品種も増えてきていますが、日本ではまだまだ知名度は低く、育成方法についての情報も多くはありません。十字にまっすぐ交差しながら元気に伸びていく肉厚の葉には、ユーラシア産らしい植物の個性を感じることができます。

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