記事の詳細

科目 スミレ科

原産国 東アジア及び北アメリカ

花の色 紫、白、桃色

大きさ 高さ約10㎝

可憐な春の花

春になると、田んぼや野原に咲く山野草です。種類が多く、色も紫のものから白、ピンクに筋の柄が入ったものなど可憐な姿も様々です。

育て方

野草なので、育てるのも難しくなく、初心者にもおすすめの植物です。日当たりを好み、用土は特に選びません。水はけのいい土であれば、よく育ってくれます。肥料は庭植えの場合は特に必要ありません。鉢植えの場合は、開花期間中に月2回程度、薄めた液肥を与えるようにします。

育成に適した環境

日当たりのよい場所を好みます。庭植えの場合は、一日中日があたる場所が適しています。鉢植えの場合も日当たりのよい場所が適していますが、夏の直射日光には弱く、葉が日焼けしてしまうので、半日陰に置き換えるとよいでしょう。よしずなどで遮光する場合は、20~30%を遮光する程度を目安にします。

種まきの時期

種まきは春と初夏~夏にかけて行います。タネは、花が終わったあとの実がはじけると、自然に散らばります。こぼれ種でもよく増えます。種を採取して種まきを行う場合は、完熟した種を採取する方法と、未完熟の種を採取方法があります。

どちらもよく発芽しますが、完熟した種は一度寒さに当てる必要があるので、夏以降に種を採取した後、冷蔵庫で保管して寒さに当てるようにします。春になって種まきすれば発芽します。スミレの種は、実がはじけて散らばってしまうので、はじける前に実に袋をかけて種を採取するようにします。

種まき以外にも株わけや、根伏せと呼ばれる方法で増やすことが出来ます。株分けは、大きく成長した株を彫り上げ、傷んだ根を掃除してから2~3株に分けて植え替えます。

根伏せは、若い根をよく切れるカッターで5~6㎝に切り分け、種まき用の清潔な用土に薄く土をかけて植えます。やがて、根から株が成長します。用土は特に選びません。

水やり

鉢植えのものは、水は土が乾いていたらたっぷり与えるようにします。土が乾かないうちに水を与えると土が蒸れて根腐れをおこしてしまうので、十分乾いているのを確認してから水を与えるようにします。

庭植えの場合は、夏の極端な乾燥以外は特に水やりをしなくても、雨水だけでも大丈夫です。

気を付けたい病気

ウドンコ病、そうか病

多くの人に愛されている小さな花

寒い冬が終わり暖かくなると、田んぼのあぜ道などで見かけるスミレは、春を告げる花として日本人に親しまれてきた花です。日本だけでなく世界に広く分布しており、フランスでも春になるとスミレ祭りが開催され、春の訪れをお祝いします。日本でも古くから親しまれている花で、松尾芭蕉も山道にひっそりと咲くスミレの可憐さを俳句に詠んでいます。

山野草でありながら、可憐な花姿は鑑賞用としても愛されている植物です。野原にまばらに咲いているだけでは、小さな花はほとんど目立ちませんが、鉢に密集して植えると、小さな花が密集し、繊細な姿をより際立たせることが出来ます。小さなハート型の葉も、スミレのかわいらしい姿を引き立ててくれます。

山野草なので花そのもののアレンジには向きませんが、室内の日当たりのよい窓辺に鉢を飾れば、春の訪れを演出するインテリアにもなってくれます。

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ガーデニングのピックアップ記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。