記事の詳細

科目 バラ科

原産国 アメリカ、オランダ

花の色 白、ピンク、赤

大きさ 高さ20cm~30cm

初心者もベランダで気軽に果実の収穫を楽しめる

現在私たちが目にしている大粒、小粒のみずみずしい赤い実のなるイチゴは、18世紀に北アメリカのバージニア産とチリ産のイチゴがオランダで交雑されて作られたといわれています。夏の暑さには弱いですが、耐寒性があり、霜や雪にも強く、初心者でもベランダなどで気軽に育てることが出来ます。

育て方

苗から育てる場合は、4~5月に花付きポット苗を購入して植え付けます。初夏の頃に「ランナー」と呼ばれるツルが出てきます。ランナーを伸ばし、親株とつなげたままポットに植え込むと、子株として根付きます。8月頃に親株と切り離し、他の場所に植え替えが出来るようになります。定植は、ある程度育った苗を植え付ける場合も含め、10~11月頃に行います。地植え、鉢植えいずれも株間を20~25cmにして植え込みます。植え込む際、株の根本の成長点を土の中に埋め込まないように気を付けます。浅植えがポイントです。翌年の春に実を収穫することが出来ます。

育成に適した環境

日当たり、水はけ、水もちが良く、ややアルカリ性で有機質の豊富な土を好みます。市販のイチゴ用の培養土を使うのが簡単です。地植えする場合は、2週間くらい前に土に石灰を混ぜ込んでおくと良いです。土を自分で作る場合は、小粒赤玉土5、鹿沼土3、腐葉土3の割合で混ぜます。その際、固形緩効性化成肥料も混ぜ込んでおきます。追肥は11月の終わり頃に1度と2月の終わり頃に与えます。実がなり始めたら、薄めた液肥を週に1度ほど与えても良いです。また、肥料過多になると葉ばかり育って実の生育が悪くなることがあるので注意します。イチゴの開花には長い日照時間と15度くらいの適切な気温が必要です。結実すると1ヶ月で赤い実がなります。真冬の時期は株が休眠します。枯れた葉はこまめに摘み、ランナーも切ります。寒さには強いですが、霜で葉が枯れることがあります。寒さが厳しい時期は状況に応じてビニールや藁などで防寒対策をしましょう。

種まきの時期

種から育てることも出来ますが、手間がかかるため、初心者は秋口に苗を購入し育てることをお勧めします。種まきの時期は3月下旬から5月です。パーム土や種まき用土が適しています。発芽する際に光が必要なため、土はかぶせず乾燥しないよう管理します。本葉が2、3枚ほどになったら培養土に植え替えます。品種によりますが、種から育てると実を収穫出来るまで1~2年かかります。

水やり

イチゴはやや湿った土を好みます。水やりは、表面の土が乾いたらしっかりと与えますが、水のやりすぎは根腐れを起こしやすくします。水やりは控えめにしたほうが実の糖度が高くなります。病気を防ぐため、葉には水をかけず、株元にしっかりと与えます。

気を付けたい病気

ウドンコ病、灰色カビ病、アブラムシ

甘くておいしいイチゴは人に限らず鳥たちにも人気

花が咲くと、鳥や虫によって、自然に受粉される場合が多いですが、それが難しい場合は綿棒などで受粉してあげると結実しやすくなります。花が咲き過ぎてすべて結実してしまうと実が小さくなってしまうので、花の数を減らして大きな実が育つようにします。ビタミンCが豊富で栄養価が高く、甘くておいしいイチゴは人だけでなく鳥にも人気で、油断しているとイチゴを鳥に食べられてしまうことがあります。心配な時は株を覆うようにネットを張ると良いでしょう。

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。