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科目 スミレ科

原産国 ヨーロッパ

花の色 白、ピンク、赤、黄、橙、青、紫、茶、黒など

大きさ 高さ10cm~30cm

冬~春の花壇を彩る元気いっぱいの花

パンジー・ビオラは北欧に自生していた野生種から育種され、一般的に花のサイズが5cm未満だとビオラ、5cm以上はパンジーと呼ばれていたようですが、現在は交配種が増え、色や模様もバラエティーに富み、パンジー・ビオラのはっきりとした区別はなくなっています。

育て方

パンジー・ビオラは耐寒性のある一年草で、植え替えの必要はありません。最近は品種改良が進み、長い期間咲き続ける早咲きのパンジー・ビオラも増えています。病害虫にも比較的強く、初心者でも大変育てやすい植物です。秋頃に植え付けると冬から初夏までたくさんの花を咲かせます。ただし肥料が不足すると花付きが悪くなり、花の発色も悪くなりますので、こまめな追肥が必要です。

育成に適した環境

日当たり、風通しの良い場所を好み、水はけの良い土壌が適しています。鉢植えの場合も、培養土など有機質たっぷりの土のほうが良く育ちます。花をたくさん咲かせる分、肥料を多めに必要としますので、土づくりの時に緩効性化成肥料を混ぜておくと良いでしょう。また、その時一緒に根腐れ防止剤や土壌改良剤も混ぜ込んでおくと、花付き、花持ちがより良くなります。肥料は、花が次々と咲き始めたら、10日~2週間に1度液肥を与えるか、緩効性の化成肥料を土にまきます。夏場の高温多湿には弱いため、苗の植え付けは涼しくなってからにしましょう。逆に、冬になってから植え付けると根の張りが悪くなってしまいます。咲き終わった花をこまめに摘み取るようにするとよりたくさんの花を咲かせてくれます。

種まきの時期

咲いた花からとった種を育てることもできますが、親と同じような苗を育てるのはかなり難しいでしょう。市販の種から育てることをおすすめします。採取した種で育てる場合は、開花が終わった花がらを付け根から摘み取り乾燥させて種をとります。種まきは夏から初秋の時期にかけて行います。種の大きさは1mmほど。セルトレーなどにまきます。1週間ほどで発芽し、本葉が3~4枚になったら、植え替え用の土を入れたポットに移植します。その後は適度に水やりをしながら、10日に1度くらい液肥を与え、日当たりの良い涼しい場所で育てます。約2ヶ月ほどで苗らしくなり、花壇に植え付けることができます。

水やり

花壇に植え付ける場合は、はじめの植え付けの時にたっぷり水を与えれば、その後はよっぽど乾燥しない限り、特別水やりをする必要はありません。もし水やりをする場合、冬場の寒冷地は水が凍りやすいため、早朝や夕方の水やりは避け、暖かい日中に行うと良いです。鉢植えは、土の表面が乾いたら水を与える程度にしましょう。乾燥しすぎてもいけませんが、水をやりすぎると根腐れを起こしやすくなります。

気を付けたい病気

アブラムシ、ダニ、立枯病、うどんこ病

こまめに肥料を与えると花が長く咲き続ける

真冬の花壇で元気に花を咲かせている丈夫なイメージのパンジー・ビオラですが、花が咲いて種が作られる時、実は苗に大変な負担がかかっています。開花時期にたくさんの肥料を必要とするのもそのためです。花が咲き終わったら早めに摘んであげると苗の負担が減り、その分花のほうに栄養がいくので、次々と新しい花を咲かせるようになります。水やりと肥料、摘花さえ気をつければ、夏の始め頃までの長い期間、花壇を彩ってくれるでしょう。また、毎年秋になるとパンジー・ビオラのさまざまな苗がホームセンターの園芸コーナーに並んでいる光景を目にしますが、安いものは開花時期が短く、花付きの良くない場合も多いです。少し割高でも良い苗を選んだほうが長く花壇を楽しませてくれると思います。

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