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科目  キク科

原産国  ヨーロッパ

花の色  白

大きさ  高さ30~60cm

ハーブティーとして飲まれる代表的なハーブ

ヨーロッパでは、昔から薬草茶として飲用されていました。可憐な白い花には、リンゴのような香りがあります。よく似たハーブに、ローマンカモミールがあります。

育て方

キク科の一年草です。一般的にカモミールと言う場合、ジャーマンカモミールを指します。消炎成分のカマズレン、鎮痙作用があるアピゲニンを含み、ハーブティーとして飲むと、ストレスによる胃の痛みなどに効くとされます。よく似たローマンカモミールは異なる属の多年草で、花だけでなく、葉や茎にもリンゴの香りがあります。ジャーマンカモミールは、いっしょに植える植物を健康にする効果があるとされ、コンパニオンプランツとしても活用されています。

用土は、水はけがよく、保水性のある土を好みます。赤玉土7・腐葉土3のなどの割合で混ぜた土を用います。酸性の土を嫌うので、庭植えする場合は、1週間前までに、苦土石灰と腐葉土をあらかじめ混ぜ込んでおきます。
肥料は、種をまく時や植え付けの時に、少量の緩効性肥料を混ぜ込むだけです。追肥は不要です。肥料が多いと、香りが鈍くなります。

ふやしたい場合は、種まきでふやします。咲き終えた花のこぼれ種で、翌年も同じ場所に花を咲かせますが、年々香りは弱くなるので、一定の年数が経ったら、新しい苗に植え替えます。

主な作業としては、「間引き」と「収穫」があります。高温多湿に弱く、風通しが悪いと蒸れて葉が枯れ上がってしまうので、葉っぱ同士が重なりあっている部分があれば、茎や葉を間引きます。風通しが良くなると、病気や害虫の発生と、蒸れによる根腐れの予防につながります。
また、カモミールの中心にある黄色い部分を収穫・乾燥させると、ハーブティーが作れます。ジャーマンカモミールは3~5月の花後が収穫の目安です。咲き終えて花びらが落ちるか、反り返って中央部分が盛り上がってきたら、黄色の部分を摘み取ります。水洗いをして、風通しのよい日陰で1週間ほど乾燥させます。あとは、密閉容器に保存します。

育成に適した環境

耐寒性は強いですが、耐暑性はやや弱いです。日当たりの良く、風通しの良い場所が適しています。一年草で、3月~5月の花が咲き終わったら枯れてしまうので、真夏の暑さは気にせず、しっかりと日に当てて花を咲かせます。

種まきの時期

種まきの時期は、気温10℃~20℃前後の3月~4月か9月~10月が適しています。育苗ポットなどで丈夫な苗に育ててから、庭植えや鉢植えにします。育苗ポットに種まき用の土を入れ、パラパラと重ならないように種をまきます。土をかぶせて、軽く指で押さえて固め、種が流れないように容器ごと水に沈めるか、霧吹きで水やりをします。日当たりの良い場所で、土が乾燥しないように管理します。1~2週間で発芽します。葉と葉が軽く触れ合うようになったら、生長の遅い芽を間引き、本葉が5~6枚になったら、庭や鉢に植え替えます。

水やり

鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。やや湿り気のある場所を好むので、極端に乾燥させすぎず、根腐れを起こすほど過湿にせず、調整しながら水やりをします。庭植えの場合は、苗の植え付けの時以外、水やりは不要です。

気を付けたい病気

気を付けたい害虫は、アブラムシです。見つけ次第、殺虫剤を散布します。風通しが悪かったり、窒素分の多い肥料を与えすぎた時に発生しやすくなります。予防法としては、適度に切り戻しをして風通しを良くすること、アブラムシが反射光を嫌うので、アルミホイルで株元を覆うなどの方法があります。

花を収穫して自家製ハーブティーを楽しむ

リンゴに似たさわやかな香りのジャーマンカモミールは、ハーブティーのほか、入浴剤の香料やポプリなどによく使われます。コンパニオンプランツとしての活用法もあるそうです。育て方も、ポイントさえ押さえれば難しくはないので、可憐な白い花を収穫して、ハーブティー作りを目指してみるのも良いかもしれません。

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