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科目 アオイ科

原産国 アフリカ

花の色 白、クリーム

大きさ 高さ120cm~180cm

ネバネバした食感が特徴のアフリカ原産の健康野菜

オクラはアフリカの熱帯地域が原産の1年草です。実のネバネバの正体は、食物繊維であるペクチン、糖とタンパク質からなるムチンです。ペクチンには整腸作用があり、ムチンには胃の粘膜を保護する働きがあり、栄養価が高く、夏の健康野菜として人気があります。

育て方

苗の植え付けは、5月中旬~6月中旬、充分気温が上がってから行います。プランターは苗を30cm、地植えは50cmの間隔を取って植え付けます。オクラは連作障害があるため、アオイ科やナス科の野菜を2~3年育てた場所を避けて植え付けるようにします。オクラの根は直根性で、ゴボウのように太い根が下に伸びて生長します。根を傷つけると株が痛み、枯れてしまうので、植え付けの時は充分に注意します。なお、1度植えたら移植は難しくなります。株分けをする時は苗のうちに行います。初夏に開花し、開花と同時に結実が始まり、1週間で実を収穫できるようになります。収穫の適期は品種によって異なりますが、角オクラは7~8cm、丸オクラは7~15cmで収穫できます。収穫する時はハサミを使います。実を収穫したら、実付きを良くするためにその周辺の葉をかき取り、茎を上に伸ばしていきます。草丈が1mになったら支柱を立てて茎を支えます。収穫の時期を逃すと実が硬くなり、食べにくくなります。上手く育てば1株で30~40本のオクラが収穫出来ます。

育成に適した環境

日当たり、水はけの良い場所で育てます。オクラは酸性の土壌を苦手とします。土は市販の野菜用の培養土が便利ですが、自分で作る場合は小粒赤玉土6、腐葉土3、バーミキュライト1に苦土石灰を混ぜ込みます。地植えする場合は、苗の植え付けの2週間前に土づくりを済ませておき、1週間前に緩効性化成肥料を軽く混ぜ込みます。植え付け後は地植えもプランターも2~3週間に1度、追肥を行います。追肥したら畝を立てて株元の土を上げ、水はけを良くします。オクラは肥料を消費する野菜です。元肥は控えめにし、追肥の量で調整していきます。結実したら肥料を切らさないようにします。蕾が開花しない場合は、肥料不足の可能性があります。プランターで育てる場合は、市販の野菜用培養土を使用するのが便利です。根を広く張れないため早めに支柱を立てて茎が倒れないようにします。

種まきの時期

高温地帯が原産の野菜なので、4月下旬~5月上旬頃、気温が充分に上がってから行います。上にも書いた通り、オクラは根がデリケートで移植を嫌うため、種から育てるのであれば、直にまいたほうが良いのですが、地温が上がらないうちに種まきすると生長が滞るため、培養土を入れた深めのポットに数粒ずつ種まきをします。1晩水につけてからまくと発芽率が上がります。種まきをしたら日当たりの良い場所で水分を保ちながら管理します。本葉が2~3枚になったら間引きをします。

水やり

オクラはやや乾燥した土壌を好みますが、夏場は激しい乾燥で生長が鈍ったり葉がしおれやすくなるため、朝と夕の2度水やりをします。基本的には土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。プランターは特に乾燥しやすいので水切れに注意します。

気を付けたい病気

ウィルス病 立枯病、うどんこ病、アブラムシ、ハマキムシ、フタトガリコヤガ、ネキリムシ、ナメクジ、ネコブセンチュウ

根を傷つけると枯れてしまうので移植は避ける

野菜のイメージが強いオクラですが、オクラはハイビスカスの仲間でもあり、フヨウのような大きめの花が美しく、明治時代は観賞用草花として輸入されていました。江戸時代に一度国内に持ち込まれましたが、独特の青臭さが不人気で普及しなかったようです。現在はさまざまな品種が販売されているので、実の味と同時に花の観賞を楽しむのも良いと思います。

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