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科目 リュウゼツラン科

原産国 アメリカ、西インド諸島

花の色 白、黄など

大きさ 高さ5cm~200cm

2年に1度は鉢替えをして根詰まりを防ぐ

アガベは北アメリカ南部から中央アメリカ、西インド諸島の乾燥した地域に分布する多肉植物です。鋭い放射状の葉の縁には棘があります。大変丈夫な植物で、夏の暑さに強く、品種によっては屋外で越冬出来る場合もあります。

育て方

植え付けは4~5月に行います。多肉植物用の培養土か、自分で作る場合は小粒赤玉土5、小粒軽石4、腐葉土1の割合の土に、緩効性化成肥料を少量混ぜ込んでおきます。株の生長と共に根詰まりが起こりやすくなるため、2年に1度、4~5月頃にひと回り大きな鉢に植え替えをします。葉の色がくすんだり黄色くなってきたら根詰まりしている可能性があります。植え替えの際は、古い根を取り除き、鉢の土の2/3を新しい土と交換します。肥料は4~10月の生長期に固形の緩効性化成肥料を2ヶ月に1度少量置き肥するか、薄めた液肥を2週間に1度ほど与えます。基本的に肥料はあまり必要としません。また、開花するまで10年以上かかりますが、花を咲かせると枯れてしまいます。

育成に適した環境

日当たり、水はけの良い環境を好みます。春~秋まではなるべく屋外の風通しの良い場所で育てると良いです。耐寒温度が0度と、寒さには比較的強いですが、霜に当てないよう気を付けます。冬は日光によく当てるようにします。夏場は直射日光で葉焼けする場合があるので、日差しが強い時は半日陰に移動させます。

種まきの時期

株分けでふやすことが出来ます。4~6月に、株元から出ている子株を根の付いた状態で切り離し、そのまま鉢に植え付けをします。鉢替え、株分けをすると株が一時的に弱るため、1ヶ月ほど日陰で管理し、水やりは株分けの1週間後に行います。

水やり

土の表面がカラカラに乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。土が湿っている時に水やりをすると根腐れを起こしやすくなります。受け皿に水がたまっていたら根腐れや病気の原因になりますので捨てます。株が休眠期に入る冬はよっぽど乾燥が酷い場合を除いて水やりはしなくて大丈夫です。

気を付けたい病気

カイガラムシ、アザミウマ、黒星病、さび病

酒、繊維、屋根、甘味料、石鹸の原料などメキシコでは万能の植物

アガベにはさまざまな種類がありますが、どの品種も葉が尖っているのが特徴です。アガベには多様な活用方法があり、有名なのがお酒です。テキラリュウゼツランという品種の茎の甘味成分を発酵させるとプルケという醸造酒になります。さらに、プルケを蒸留させるとメスカルになり、熟成させてテキーラが作られます。また、アガベの茎から抽出された甘い汁を煮込んだ液はアガベシロップと呼ばれ、天然の甘味料として現在も根強い人気があります。また、葉からは繊維が取れ、燃料になったり、屋根を葺く資材としても活用されています。葉の棘は針や矢じりとして古来から使用されてきました。その他、葉を絞った液で石鹸が作られたり、茎で刃物を研いだり、アガベはメキシコ・中南米の人々の生活に根差した植物といえます。現在は約220種以上のアガベが南アメリカに自生しています。19世紀には観賞用の植物としてヨーロッパへ渡り、庭木や屋内用の鉢植えとして普及しました。アガベを家庭で育てていると株が徐々に大きくなってきて、品種によっては放っておくと手におえないほど場所を取るようになってきますので、定期的に切り戻しをして大きさを調整すると良いと思います。

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