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科目 イワタバコ科

原産国 アフリカ、マダガスカル、アジア

花の色 白、赤、ピンク、紫

大きさ 高さ20~30cm

花色豊富な小型の鉢植え

アフリカ、マダガスカル、熱帯アジアにおよそ130種が分布します。ほとんどの種が毎年花を咲かせる多年草で、鉢植えで栽培します。5月~10月が開花時期です。

育て方

茎がほとんど伸びず、葉がロゼット状になる無茎種(ストレプトカルプス亜属)と、茎を長く伸ばす有茎種(ストレプトカルペラ亜属)の2つに大きく分けられます。
有茎種は、茎が伸びるのでスタンド鉢に適します。葉がロゼット状になる無茎種は、ヨーロッパやアメリカでいくつかの種の交雑によって多くの園芸品種が作り出されています。花が大きく、花色も豊富で、小型の鉢物として長期間楽しむことができます。花はラッパ状で、先端が5つに裂けます。花色は白、赤、ピンク、紫など黄色以外の園芸品種はそろっています。
名前は、ギリシア語の合成語で「ねじれた果実」の意味です。果実がらせん状にねじれていることから、この名がつきました。ケニア、タンザニア原産の「ストレプトカーパス・サクソルム」、南アフリカ原産で、大きな葉を1枚だけつける「牛の舌」などの品種があります。

用土は、清潔で水はけの良い土を好みます。市販のセントポーリア用培養土や、赤玉土(小粒)6・ピートモスもしくは腐葉土1・川砂1などの割合で混ぜた土を使います。
肥料は、春から秋の成長期、月2~3回ほど液体肥料を与えます。

ふやしたい場合は、さし木か、株分けでふやします。
さし木は、5月~9月が適しています。枝を5~7㎝ほど切って、バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な土にさします。成熟した葉を使って、葉ざしでふやすこともできます。株分けは、植え替えと同時に行います。

主な作業としては、「剪定」、「花がら摘み」があります。
剪定は、茎が伸びる種類で、枝が混みすぎた場合に適宜行います。花がら摘みは、花がらを残しておくとカビが発生することがあるので、随時取り除きます。

育成に適した環境

基本的には、一年を通して、直射日光を避けた室内が適しています。耐熱性が弱いので、6月~9月の日差しが強く高温になる夏は、半日陰で育てます。熱がたまらないように、風通しの良い場所を選びます。30℃以上の高温が続くと株が傷んだり、腐って枯れてしまうことがあります。夏以外の季節は、カーテン越しなどのやわらかい日差しに適度に当てたほうが、花つきも良くなり、株姿もコンパクトにまとまります。また、耐寒性も弱く、できれば10℃くらいは必要なので、冬は室内で管理します。春と秋は、屋外の軒下でも栽培できますが、長雨に当たると根腐れを起こすので、注意が必要です。

種まきの時期

耐寒性、耐暑性とも弱いので、鉢植えで育てます。植え付けの時期は、3月中旬か、9月ごろが適しています。その際、深植えにならないように注意します。また、根の生長が早いので、1~2年に1回は、一回り大きな鉢に、植え替えを行います。根詰まりは、生育が衰え、花つきが悪くなる原因になります。

水やり

土が乾いてから水やりをします。過湿を嫌うので、与えすぎに注意します。春と秋は、土の表面が乾いたらたっぷりと、夏と冬は控えめに与えます。夏は、暑さで株が弱って、水を余り吸収しません。冬も寒さで生育がゆっくりになるので、土は乾かし気味に、水やりの回数を控えます。
水やりとは別に、空中の湿度は好むので、湿度を高めるために、ときどき周囲に霧吹きなどで水を吹きます。

気を付けたい病気

気をつけたい病気は特にありませんが、カイガラムシ、ハダニなどの害虫に注意が必要です。
カイガラムシは、高温で空気が乾燥すると発生しやすくなります。茎に付着することが多いので、見つけ次第、こすり落として駆除します。予防策としては、枝や葉を剪定して、風通しを良くすることが有効です。
ハダニも、高温で空気が乾燥すると発生しやすくなります。葉裏について吸汁し、どんどん増えて株を弱らせるので、見つけ次第、薬剤を散布します。予防策としては、水に弱いので、こまめに水やりをします。

明るい室内でインテリアの差し色に

暑さ寒さにともに弱いですが、年間を通して、室内のカーテン越しのやわらかい日差しで育てれば、あまり季節による温度変化を心配しなくても良さそうです。土の過湿は好みませんが、空中の湿度は高めを好むので、ときどき霧吹きで水をかけてあげながら、同時に花の様子をチェックしてあげるのが良いかもしれません。花もさまざまな色があるので、好きな色を選んで、インテリアの差し色にもできそうです。

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