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科目ユリ科

原産国南アフリカ

花の色白、ピンク、青、紫、複色

大きさ高さ30cm~150cm

植えっ放しでも毎年咲く、生命力の強い夏の花

育て方

南アフリカが原産の多年草です。10~20種の品種のうち、冬でも葉が枯れずに緑を楽しめる常緑性と、地上部が枯れて休眠する落葉性の品種があります。大変丈夫な植物で、露地に植えっ放しでも毎年花を咲かせるため、公園など公共スペースの花壇の植え込みや、切り花としても人気があります。球根の植え付けは3~5月に行います。1~2年が植え替えの目安です。植え替えは4月~5月、または9月~10月に行います。根があっという間に繁茂し、鉢から株を外すのが大変になってきますので、植え替えのタイミングを逃さないよう注意します。花期は5~9月と長く、植えて初めての年は花が咲かない場合もありますが、その後は毎年花を楽しめます。花が咲き終わったら早めに茎の付け根から切り落とします。花を摘まないでおくと結実し、栄養が種のほうにいって株が弱ってしまいます。追肥は夏の生長期に月1度、緩効性化成肥料を置き肥するか、薄めた液肥を2週間に1度与えます。地植えの場合も地中で球根が混み入り過ぎて株が弱ってくるため、3~4年ごとに掘り起こし、株分けをします。

育成に適した環境

日当たり、水はけの良い土壌が適しています。肥料は与えたほうが良いですが、栄養の乏しい土壌でも比較的元気に育ちます。地植えの場合は、庭の土に腐葉土や堆肥、緩効性化成肥料を混ぜ込みます。鉢植えの場合は、花用の培養土を使用すると良いですが、自分で作る場合は小粒赤玉土7、腐葉土3の配合の土に緩効性化成肥料を混ぜた土を使います。生長が早いので、鉢植えにする場合は大きめの鉢を用意します。夏の暑さにも強く、耐寒性もあります。ただ、夏場は強い日差しで葉焼けする場合がありますので、鉢植えは半日陰に移動させると良いです。冬越しも心配いりませんが、寒さの厳しい地域は株元に藁を被せるか、腐葉土で株を埋めると安心です。地上部が枯れても、春になると芽が出てきます。

種まきの時期

アガパンサスの花を摘まずに放置していると莢が出来て結実します。この種をまいて育てることも可能ですが、開花まで5年ほどかかるのと、発芽率が高くないため、株分けでふやすのが一般的です。種から育てる場合は、春か秋、種まき用の土か鹿沼土にまいて乾燥しないよう明るい日陰で管理します。発芽したら生長に合わせて間引きをし、本葉が4~5枚になったら植え付けが出来ます。球根の株分けは、植え替え時にくっついた株を手かはさみで丁寧に分けます。株をあまり小さく分けてしまうと生育や花付きが悪くなります。

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。乾燥に大変強い植物なので、地植えの場合は真夏と真冬のよっぽど乾燥の酷い時でなければ降雨のみで大丈夫です。土が湿っている時は水やりを控えます。

気を付けたい病気

アブラムシ、ダニ、立枯病、うどんこ病

根が繁茂しやすいため鉢替えのタイミングに注意する

アガパンサスは南アフリカに原種が約20種ほど自生しています。現在は品種改良された300種以上の品種が市場に出回っており、ラッパの形の花を咲かせる品種や、花部が細長い筒状の品種、草丈が低い小型種、八重咲きのものなど、園芸店でもさまざまな種類が見られます。画家のクロード・モネが愛した花としても知られています。アガパンサスは育てる手間がさほどかからないので、初心者でも簡単に育てることが出来ます。ただ、根が太く丈夫で繁茂しやすいため、根が鉢に絡み付きやすく、鉢替えの際は鉢を壊して株を取り出す必要があるかもしれません。

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