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昔から呼ばれている秋の7草には、萩、葛、かわら撫子、ススキ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウがあります。これらの植物は万葉集の中で山上憶良の歌から由来しています。しかしながら、今日では入手して育てることが難しい葛の代わりにリンドウを加えた新しい「秋の七草」も人気があります。

新しい秋の七草は、発泡スチロールの箱を使ってベランダでも楽しむことができます。

ベランダで楽しむ新しい「秋の七草」

ベランダで育てて楽しむ新しい秋の七草は、どの種類の植物も身近な存在なので陽当たりの良い環境のスペースがあれば、簡単に育てて花も咲かせることができます。

ベランダで育てる場合は、高層階に行くにしたがって風も強くなり、乾燥しやすいですが発砲スチロールの箱を利用すると、秋の七草の管理もしやすいです。
最初に秋の7草の鉢植えが全て入る大きさより少し大きめの発砲スチロール箱を用意します。発砲スチロールの箱の底に水はけ用の穴を5~6か所開けます。この穴には必ず防虫用のネットを指で押し込んでおくことがポイントです。
この中に川砂と小粒の石を混ぜたものを敷き詰め、その中に秋の7草が植えられている鉢を3分の一位埋めて固定します。川砂と石の入った発砲スチロールの箱は鉢に水やりをした際、余分な水を吸ってくれるだけでなく、鉢の方にも逆に水を補給してくれる効果があります。また、発砲スチロール箱の深さがあるものは、強風から七草の苗の葉や茎を保護してくれたり、ある程度の湿度を保ってくれたりするのでハダニに発生を防ぐ効果があります。
発砲スチロールの箱を使った育て方は、ベランダだけでなく庭などに置いても同じように七草を育てることができます。

苗の買い方と植付けの仕方

新しい秋の七草の苗は、園芸店、ホームセンターや山野草の専門店で購入することが出来ます。販売されている苗の多くは、種を蒔いたり、さし芽をしたりして苗に育てたものです。
ススキやリンドウなどは種類も多いので、自分の好みにあった品種を選ぶと愛着もわいてきます。野山に自生しているススキを入手することは難しいですが、白い斑入りのススキや屋久すすきなどは購入することができます。また、リンドウも種類が多いので、イシズチリンドウや新霧島リンドウなどを使ってもきれいです。
植え付けは、七種類の植物を別々の鉢に植えます。その際、苗の根は3分の一位切り詰めることがポイントです。根を切り詰めると、植付けした後に活着も良くなり新しい根も出やすくなります。苗の大きさにもよりますが、大体3号位の素焼きの植木鉢の大きさは適しています。植付け用の用土は、赤玉の小粒、硬質の小粒の鹿沼土、小粒の川砂を混ぜたものを使います。植付けの終わった鉢は、それぞれ名札を付けて置いたほうが、後でわかりやすいです。

鉢に植えた苗は、発泡スチロールの箱の中に入れて川砂の中に埋めます。七草の苗鉢が入った発泡スチロールの箱は、陽当たりの良い場所で管理します。水やりは鉢の土の表面が乾いたら与えます。5月に植え付けをした場合、指定の倍率で薄めた液肥を一週間に一回位の割合で与えます。

また、既に七草の植物がある場合、キキョウ、河原撫子、フジバカマはさし芽をして増やすことができます。このさし芽をする時期は、5月です。この時期にさし芽をすると秋までには、育った苗に花が期待できます。

春の七草は食べられるものが主ですが、秋の七草は花や葉の観賞が主です。しかしながら、秋の七草の開花時期はそれぞれ異なっているので、同じ時期に開花を楽しむことが出来ないでが、一つの花が終わると別の花が咲き始めます。

気候が暖かくなってきた5月ですが新しい秋の七草を楽しむためには、この時期から準備を始めて、苗を育てていきます。この時期から苗を育てると、夏から秋にかけて新しい秋の七草の花と一緒に秋の季節を満喫することができます。

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