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冬の終が終わり春が始まる3月はまだ寒肌寒いですが、花壇の草花は新しい芽を出したりして春の準備が進んでいます。3月は花壇に植えてある草花の中でも宿根草と球根の2種類の草花は、株分け、分球や芽出しの作業が必要です。

宿根草の株分け

3月に株分けが必要な宿根草は、キキョウ、アメリカフヨウ、アジュガ、シューメイギク、ヘメロカリス、などがあります。これらの宿根草の株分けは、株を増やすし、株全体の若かえりを促進させることが目的です。
株分けは毎年行う必要はないですが、2~3年に1回位の割合で3月に行います。そして、それぞれの宿根草によって花芽の場所も異なるので、それぞれに合った方法で株分けをします。

株分けの仕方として、キキョウやアメリカフヨウは株を掘りだして、株に3芽位付けて、刃物で株を切り分けます。アジュガやシューメイギクは、新しく出来た芽イチゴのように大きな茎が元株とつながっているので、そのつながっている茎を切り離します。ヘメロカリスは、キキョウと同じように2~3芽つけて株を切り分けますが葉が枯れずに残っていたら、株元から20センチ位残して切り取ります。
それぞれ株分けをした後は、植付けをする穴を掘ります。穴は株の大きさにもよりますが、30センチ位掘り起こし、腐葉土、緩効性肥料や苦土石灰を用土に応じて混ぜ合わせて、穴から出た土に混ぜて使います。株分けした株を掘った穴に入れて植え付けます。植付けのあとは、十分に水を与えます。株分けした株は、植付け直後の最初の1週間位は、一日おき位に水を与えます。

球根類の分球と芽出しの仕方

3月に分球と芽出しをする球根は、ダリア、カンナ、アマリリス、グラジオラスなどです。球根類の分球は、新しい球根を増やすことと新しい球根だけを使って、球根の成長を良くすることが目的です。
ダリアの分球は、株元の所にすでに新芽が出ているので、茎の部分に必ず新芽があることを確認しながら、新芽の付いている茎を球ずつ切り離していきます。カンナの分球は、新芽を3芽位つけて株を切り離します。ダリアとカンナの芽は大きいので見つけやすいです。
分球した球根は新芽が伸び出していないので、すぐに植付けはしません。一度、発砲スチロールの箱などで作った芽出し箱に植え付けて、新芽が伸びてきてから定植を行います。芽出しをさせる箱の中には、赤玉と腐葉土を3対7の割合で混ぜた水はけの良い用土を入れておきます。腐葉土の代わりにピートモスやバーミュキライトを使っても良いです。芽出し箱は水はけ用の穴を数か所箱の底に開け、10センチ位の深さまで用土を入れます。また、今まで植えてあった場所が球根に適していなかったり、他の場所に移したかったりする場合もこの芽出し箱の中で芽が育つまで待ちます。

花壇に植えてある宿根草、一年草や球根などの草花は、3月に入ると病害虫が発生し始めます。毎日観察して病気や害虫に気づいたら、早めにそれぞれの草花に合った処置をすると、周りに広がることを防ぐことができます。
3月になると、夏に楽しむための草花の種蒔きが始まります。花壇の草花は種だけで育てる一年草だけでないので、宿根草や球根の株分けや分球も同時に行う必要があります。夏に綺麗な花を咲かせるために行う3月の手入れ作業は大事です。

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