記事の詳細

日本芝は天候によって枯れてしまうことはほとんど枯れることはありません。日当たりが悪いこと、人が踏みつけることによって枯れる以外は病気や害虫が原因です。病害虫の被害は葉が枯れたり、芝生が大きく円形に枯れたりして美観が損なわれてしまいます。枯れた原因をつきとめて病気や害虫によるものと判明したら、早目に効果的な薬剤を利用して対策をとりましょう。

芝生の病気

さび病

日本芝の代表的な病気で、気温や湿度の高い5~7月・9~10月に発生します。

葉に鉄さびのような粉が斑点上に付着する病害です。晩秋になると鉄さびの斑点は黒色になって越冬して、翌年の伝染源になります。チッソ肥料を控えて、サブロール乳剤1000倍、バイレトン乳剤2000倍、サビミン水和剤1500倍、グラステン水和剤500倍液を散布します。ケンタッキーブルーグラスはやや発生しやすい傾向です。

春はげ病

春先の芝が冬枯れから復活して緑を濃くする時期に見られます。部分的に発芽せずに不定形なはげ状になります。10月~11月にホーマイ水和剤1000倍、ポリオキシンZ水和剤500倍液をジョウロで地面にしみ込むようにたっぷり与えます。

ダラースポット

4月~11月に主に西洋芝に発症します。葉に緑黄色雲形状の病斑を生じて葉が変色します。芝生では径5㎝前後の円形淡褐色のパッチを形成して枯れ、互いに融合すると不正形になり健全部との境がはっきりしています。トップジンM水和剤1500倍、バイコラール水和剤1000倍、バシパッチ水和剤1000倍液を茎葉にたっぷり散布します。一週間おきに3~4回散布を繰り返します。

ブラウンパッチ

主に西洋芝に発生し、芝の一部が褐色または濃褐色に枯れて放置すると枯れが拡大します。日本芝では同じような病原菌によって大きく枯れて発生し、ラージパッチといいます。モンセレン水和剤1000倍、グランサー水和剤1000倍、バシタック水溶剤水和剤1000倍、グラステン水和剤500倍を発生の初期にたっぷりと散布します。

芝につく虫

ウスチャコガネ

幼虫が7月~8月に根を食害しますが、冬を越して春に新芽が出る頃に芝が白く枯れてきて目につくようになります。この時に芝の上方に成虫が飛び交います。マルチガード乳剤、バイジット乳剤の1000倍液を散布します。7月~8月頃の被害にはカルホス乳剤、ダイアジノン乳剤の1000倍液を3ℓ/㎡灌注(かんちゅう:薬剤を薄めた状態で土の中にしみ込ませて効果を発揮させる処理方法)します。

ヒラタアオコガネ

幼虫が根を食害して成虫は4月~5月に芝の上で飛び交い、芝生に潜ったり、出たりして根が浮き上がり、芝が枯れたり穴だらけになります。

成虫にはマルチガード水和剤、バイジット乳剤1000倍液を散布し、幼虫にはスミチオン乳剤、ダイアジノン乳剤800倍液を3ℓ/㎡灌注します。

ミミズ

芝には目立つ被害はありませんが、土を盛り上げたりして芝の美観が損なわれます。気にならない場合は放置しておいてもかまいません。防除はカルホス乳液またはダイアジノン乳液を散布するのが効果的です。

スジキリヨトウ

成虫は5月~9月の間に2回産卵します。幼虫は日中土の中に潜んでいて夜間地上に出て茎葉を食害します。大量発生すると被害は重大になるのでダイアジノンSLゾル1000倍、ダーズバンDF1000倍、スミチオン乳液1000倍液を0.3ℓ/㎡灌注し、ダイアジノン粒剤は1㎡あたり10gをまきます。

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。