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健康ブームに乗ってオーガニックや無農薬栽培、有機栽培のものが流行していますが、家庭菜園やガーデニングでも、自然農薬を使った栽培が可能です。
家庭菜園で使われる自然農薬にはどのような種類があり、どのように使われるのでしょうか。

自然農薬とはどのようなものか

自然農薬とは化学合成された薬品ではなく、自然由来の成分で作られた農薬のことです。自然農薬として主に使われるのは、バジル、チャイブ、ペパーミント、ローズマリー、セージ、ニンニクなどのハーブや香辛料、竹酸液などの自然由来のものです。アブラムシやハダニなどの害虫から、かび病やうどんこ病などの病気の対策、予防として効果があります。
また、コーヒーや牛乳なども害虫の駆除剤として効果を発揮するものもあります。
化学合成された農薬と違い即効性や強い効果はありませんが、植物を安全に育てることができますので、まずは今まで使っていた殺虫剤や農薬の代用品として活用してみるといいでしょう。

家庭でできる手作り自然農薬の作り方

自然農薬のいいとことは、家庭にあるものや手軽に手に入るもので簡単に自作できる点です。実際に、家庭菜園やガーデニングで使える手作り自然農薬には、どのようなものがあるのでしょうか。

ハーブや香辛料を使った自然農薬の作り方

自然農薬としてハーブを使う場合、煮だして成分を抽出する方法や、酢などに付け込む方法、すりつぶして水などと混ぜて希釈したものを散布する方法などがあります。
ニンニクや唐辛子といった香辛料は刺激が強いため、すりつぶしてニンニク液やトウガラシ液などとして使います。アブラムシなどに効果てきめんです。

お酢を使った自然農薬の作り方

自然農薬として使うお酢には、米酢、木酢、竹酸などがあります。
竹酢液や木酢液はガーデニングショップやホームセンターなどで販売されていますので、一から自分で作るのは面倒な場合などに役立ちます。
竹酢液や木酢液を使う際は、においや手につかないようにマスクと手袋を着用しましょう。
ただし、酸を嫌う植物には使うことができません。使用の際には十分に注意しましょう。

保存について

自然農薬は天然由来の成分を使って作るため、保存料などが入っていません。そのため、一般で販売されているの農薬のように長期間の保存がききません。
保存期間は自然農薬の作り方によって変わります。

自然農薬を水煮で抽出した場合

ハーブなどをお湯でに出す際、水で煮るのは長くても10分程度で十分です。成分を抽出したら、布なので漉して保存します。保存期間は、冷蔵で2か月から3か月が目安です。

自然農薬を酢で抽出した場合

水煮と同様、保存期限があります。目安としては、冷暗所での保存で約2年程度と考えましょう。
水煮に比べると抽出に時間を要しますが、お酢は殺菌効果があるためより効果の高い自然農薬を作ることができます。

自然農薬をアルコールで抽出した場合

アルコールで抽出した場合は、お酢よりも多少長持ちします。こちらも同様、冷暗所での保存で2年から3年が使用の目安です。
より効果の高い自然農薬を作ることが可能ですが、唐辛子などのカプサイシンを含む一部のものはアルコールに溶け出しにくい性質があるため、不向きです。
抽出用のアルコールは、市販のエチルアルコールもしくは度数が35度以上の焼酎を使用します。

自然農薬の使用の注意点

水やアルコール、酢などで抽出した自然農薬の保存期間は、原液のままで保存した場合の目安です。使用の際には希釈して使いますが、希釈した場合は数日しか保存がききません。
使用する際に、使う分だけその都度希釈するようにします。
自然農薬は一般の農薬に比べれば安全ではありますが、材料として使用するハーブには毒性を持つものも存在します。
また、アルコールや竹酢液などを使用するため、誤って子供などが飲んだりしないよう、保管には細心の注意を払う必要があります。
また、肌に触れるとよくない成分などもあるため、自然農薬を作る際はアームカバーやコム手袋、マスク、ゴーグルやメガネなどで必ずカバーしましょう。

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