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明るい陽射しが降り注ぐ南に面したキッチンはハーブを育てるのにとてもいい環境です。摘みたてのハーブとスーパーでパックされたハーブでは味も香りも格段に違います。料理によく登場するお気に入りのハーブがあれば、キッチンやベランダでハーブ栽培に挑戦してみませんか。

実は植物学の中でハーブという分類はありません。暮らしに役立つ植物を一般にハーブと呼んでいます。ハーブ類は水はけのよい土に植え付けると元気に育ち、病害虫の被害もありませんが高温多湿は少し苦手です。植えつけの際は通気性と排水性に注意しておきましょう。

ハーブの作業カレンダー

3月

植えつけ・植え替え時期

ほとんどのハーブが出回る時期です。園芸店で購入する際には貧弱なものは避けてしっかりとした株を選びましょう。

4月

ハーブの多くは葉を利用しますが、花や実の数を多くする必要がないうえ、生育旺盛なので肥料は必ず必要ではありません。

5月

種類によって違いますが、ハーブの多くは5月ぐらいまで花が咲きます。開花期がもっとも香りが強いのでドライにするにはこの時期に収穫しましょう。

6月

茂りすぎていれば切り戻しを行いましょう。根元が蒸れて枯れてしまうので切り戻し、風通しをよくします。切り戻したら緩効性の肥料を適量より少なめにまきます。

8月

ミントやオレガノ、バジルなどのシソ科のハーブは夏の間花が咲き続けます。開花には栄養分を使うので観賞を目的としないなら花穂を摘んでおくと株の力が長持ちします。

この期間中ずっと収穫して利用できます。

11月

ハーブは生育旺盛なので数年経つと小さな庭に植えている場合は非常に大株になってしまいます。また、中央が衰弱してドーナツ状に茂ったり花つきが悪くなったりします。いったん掘り上げて株を4分割にして植えなおすと株も元気を取り戻しますので試してみてください。

料理に使ってみたいおすすめのハーブ

イタリアンパセリ

料理のつけ合わせなどでおなじみのカーリーパセリに比べると、香りがマイルドで歯ごたえは柔らかです。香り成分のアピオールやピネンには消化促進効果・疲労回復・口臭予防の効果などがあります。

オレガノ

オレガノは生葉よりもドライのほうが強い香りがあり、トマト料理や肉料理によく合います。

キャラウェイ

ヨーロッパでは中世から栽培されてきたハーブで、甘いスパイシーな香りが特徴です。タネはお菓子やお茶に生葉と花はスープやサラダに利用されます。

タイム

ハーブの中で最も強い抗菌力を持つと言われています。薬効は花の咲き始めが一番強く、加熱しても香りが変わらないので煮込み料理にぴったりです。

セージ

抗酸化作用や殺菌作用があると言われ、古代ローマ時代より免疫力を高める薬草として利用されてきました。肉料理と相性がよく、臭みを消してさわやかな香りを加えます。

バジル

インドでは聖なる植物とされ、神事には欠かさず用いられるハーブです。イタリア料理に頻繁に使われ、栽培もしやすい人気のハーブです。

ベランダでハーブを育てる際に注意することは温度変化です。強い日差しで蒸れないように鉢を置く台は通気性を考えて、スノコや木箱を使って照り返しを軽減するように工夫しましょう。通気性のよい素焼きの鉢を選ぶのもよいでしょう。

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