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洋風のお庭は憧れますよね。そんなお庭をつくるポイントをお話します。
目次
アプローチをつくる
洋風のお庭にはアプローチをつくるとぐっと雰囲気が出ます。
緩やかに弧を描く
洋風のお庭には直角なアプローチよりも緩やかに弧を描くようなアプローチのほうが似合います。
レンガや石畳がおしゃれ
洋風のお庭のアプローチにはレンガや石、木などを敷き詰めると素敵です。コンクリートでしっかりと固めてもいいですし砂利や土で隙間を埋めると味のあるアプローチになります。
アプローチ周りには低めの草花を
アプローチ周りには低めの植物がいいですね。小花の咲く品種の花や葉が生い茂る植物がよく似合います。あまり日の当たらない場所では日陰でも育つカラーリーフでシェードガーデンにしてもおしゃれで素敵です。
メリハリのある植え方で
のっぺりとした植え方では間延びした雰囲気になりかねません。高さを変えたり植える植物の種類を工夫してより洋風なお庭づくりを目指しましょう。
高さをだす
低い植物ばかりを植えてしまうと動きのあるお庭にならずに退屈なお庭になってしまいがちです。アプローチ周りに低めの植物を植えたら奥にシンボルツリーを植えそのまわりには低木や高さのあるグリーンを配置します。シンボルツリーとアプローチまでの間を縦に育つ植物や広がって育つ植物などを上手に組み合わせて凸凹をつくり、動きのあるお庭をつくってみてください。
同じ形状のものばかりを植えない
葉の形、花の形を同じものばかりでそろえずにいろいろな種類を植えるといいでしょう。しかしバラバラに単品で植えてしまってもまとまりのないお庭になってしまいますから小さな塊で植えたり、アプローチに沿ってライン状に植えるとうまくいきます。
色合いも重要です
洋風のお庭にはあまりはっきりとコントラストがあるもの同士を植えてしまうと浮いてしまうので落ち着いた色合いや淡い色合いを使うのがおすすめです。強い色を使うときは同色でまとめたり濃淡をつけて色同士がけんかしないように心がけます。手前に明るい色を持ってきて奥を暗めの色にするとより奥行感が出ます。
洋風のガーデンによく取り入れられている植物
アプローチ周り
・アリッサム
・シバザクラ
・カモミール
・メランポジウム
・ヒソップ
・ホアハウンド
・ラベンダー
・ムスカリ
・スイセン
・スズラン
・スミレ
・レモングラス
・フウチソウ
・ギボウシ
・ベアグラス
・ヘリクリサム
・リュウノヒゲ
など
小花やハーブ類、葉が美しい植物を上げてみました。葉の色も斑入りのものや黄緑がっかったのも、深いグリーンなどさまざまな色を配置すると綺麗です。
高さのある植物
・セージ
・ルピナス
・カンパニュラ
・アリウム
・ベロニカ
・デルフィニウム
・チューリップ
・リアトリス
・ラムズイヤー
・シラー
など
洋風ガーデンに似合う低木
・コデマリ
・バラ
・コニファー類
・アジサイ
・ヤシ類
など
奥に低木を持ってくることで遠近感が出てより奥行のある庭づくりができます。その際にシンボルツリーから低木までをコンパクトにまとめ、低目の植物を手前に広く持ってくることでより遠近感のあるお庭になります。
洋風のお庭づくりは葉がよく茂る植物を使うと上手くまとまりやすく、宿根草でまとめた場所とそうでない場所とを分けて配置すれば季節ごとのお手入れも楽になります。

