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5月の連休頃になると、そろそろ大輪や中輪の薔薇の花が咲き始める季節がやってきます。

大輪や中輪の薔薇はそれぞれ特徴があり、どちらも素晴らしい花を楽しませてくれます。中でも四季咲きの大輪と中輪の房咲きの品種であるフロリダパンダの薔薇は、人気のある品種です。毎年これらの薔薇の花を咲かせるためのコツは、それぞれ異なった剪定を行うことです。大輪と中輪の薔薇は同じ薔薇の仲間ですが、剪定の仕方は異なります。

大輪の薔薇は早春の剪定が大事

四季咲きの大輪の薔薇の品種は直径が15センチ位にもなる花が咲きます。花だけでなく葉も濃く照りがあるので、光沢があります。この品種の薔薇は早春の剪定が大事です。この剪定は、2月の終わり頃から3月の初めにかけて行います。この剪定の目的は、新しく伸びた枝の新陳代謝を促進させるためです。そのため古い枝を切り捨てる剪定をします。剪定の仕方では、太い枝を3本前後残して3分の1位まで切り詰め、古くて細い枝は元から切り捨てます。せっかく伸びている枝なので切ってしまうことにためらいがあるかも知れませんが、この枝を残しておいても良い花は咲きません。

剪定が終わった後は、消毒です。花の開花時期である春と秋は避けます。薔薇の消毒は、病気対策だけでなく害虫対策も兼ねているので、剪定が終わった後は少なくても週一回位は行います。消毒をする際は、消毒の液が葉から垂れたり流れだしたりしない程度の薬剤散布をすることが大事です。特に梅雨の時期や秋の長雨の時期は病気が発生しやすいので、消毒は欠かさず行います。また、薔薇は葉の裏側からバイ菌が入るだけでなく害虫も葉の裏に付きます。そのため葉の裏に薬剤散布をしないと、せっかく消毒しても効果がないです。

四季咲きの薔薇の大輪の品種は、色鮮やかで大きな花を咲かせてくれるところに魅力がありますが、開花期間は数日です。そのため長い間、薔薇の花を楽しむことができません。たった数日の開花を楽しむための毎日行う手入れ作業は、薔薇の花が咲いた時の楽しみと同じぐらい楽しみがあります。

中輪系の薔薇は沢山芽を残した剪定が大事

大輪系の薔薇は一枝に一つの花しか咲きませんが、中輪系のフロリダパンダは、一房いくつもの花が縦横に広がって咲いてくれるので、遠くから見ても引き立ちます。また、大輪系とは異なり、株元の方まで花があるので、薔薇全体にボリューム感があります。

中輪系のフロリダパンダの品種は、節目の部分に沢山の芽が出てくるので、それらの芽を残して剪定することが大事です。春の剪定は3月の初め頃に行います。株全体を低くして、枝を長く残します。秋の剪定は9月の初め頃に行います。花がまだ付いている枝でも切り戻して、全体のバランを整えます。

中輪系のフロリダパンダは、秋に入ると日中と夜の温度差が生じてくるので、うどんこ病や黒点病が出てきます。見つけたら薬剤散布をします。また、薔薇につきやすいアブラムシやチュウレンジバチなどを見つけたら、薬剤散布と捕殺で対応します。

特に中輪のフロリダパンダの品種の中でシュネの品種は、開花期間が長いので2週間位は花を楽しむことができます。樹性が丈夫なので気温の変化にも強いため、夏でも花を楽しむことができ、秋に開花した花は12月頃までた楽しむことができます。

四季咲の大輪と中輪のフロリダパンダの品種はそれぞれ花の大きさも異なりますが、どちらも素晴らしい花を楽しませてくれます。開花時期は数日あるいは数週間ですが、毎年綺麗に咲かすためには日頃の手入れと薔薇の種類にあった剪定をしてあげることが大事です。

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