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ガーデニングの土は、そのままではいい植物が育ちません。そのため、植える前や植え替えの際には土壌の改良を行うことが必要となります。
ガーデニングで役立つ土の改良と肥料についてのポイントをご紹介します。

土壌改良に必要な土の種類基本の4つ

土壌の改良に役立つ土の種類にをご紹介いたします。植える植物に必要なもの、現在の土の状態によって配合や土の種類を変えましょう。

通気性と保水性を改善するなら腐葉土

広葉樹の落ち葉や枯れて落ちた枝、果実、虫の死骸などが積み重なったものが発酵した土です。土壌の保水性や肥料のもち、通気性などを改善する効果があります。土の表面に腐葉土を重ねて使用することで、保温効果もあります。秋冬などの寒い時期には植物を寒さから守る役割も発揮します。また、雑草対策としても効果的です。
適量の腐葉土は土の通気性をよくしますが、一方で、鉢植えなどで使用する場合、土の3割未満にとどめて使用します。腐葉土が土全体の3割を超えると、逆に通気性が悪くなり、根腐れなどの原因となる可能性があります。
価格は商品にもよりますが、3リットル入りで数百円程度からです。中には安いけれど粗悪な商品なども出回っているため、まずは園芸店などでよく確認してから購入することをお勧めいたします。

ミネラル豊富で自作も可能なたい肥

たい肥とは、落ち葉、わら、牛のふん、鶏ふん、米ぬか、油かす、馬ふん、生ごみなどを発行させて作られた土です。腐葉土と同じく、土の通気性や保水力を改善します。家庭で出る生ごみなどを使って自作することも可能です。
ミネラルなど、植物の成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。
ただし、自作のたい肥を使用する場合の注意点は、しっかり発酵させてから使用することです。これは、たい肥が発酵する際に熱が出るため、完全に発行できていないものを使用すると植物の根などにダメージを与えてしまいかねないためです。
自作の場合、たい肥の完成までに約4か月程度の時間を要します。
作り方は、材料を混ぜたものを木箱などに入れてビニールシートで覆います。数日すると発行して土全体が熱を持ち始めます。1週間から2週間ごとに全体をまんべんなく混ぜ、発酵を促進させ、完全に発行したら完成です。
市販のものを購入する場合は販売員に聞くか、もしくは袋に「完熟」という表記があるものが完全に発酵が完了したものですので、選ぶ際の基準にしましょう。

ピートモスは保水力と通気性に優れ酸性の土壌に改善する

コケなどの水分の多い場所で育った植物を乾燥させ、細かくしたものです。腐葉土やたい肥と同じく、通気性と保水力に優れた土です。上記2つとの違いは、性質が酸性であるということです。そのため、酸性の土壌を嫌うチューリップなどの植物には適しません。
また、土は酸性にすることで保水性が良くなるため、ふかふかの土にすることができます。

土の中の微生物を増やす炭とくん炭

炭は、多孔質といって目に見えない細かい空洞が無数にあります。炭を混ぜることによって土壌の中の空気の通りを良くし、通気性を保ちます。さらに、保水性も上がるだけでなく、水はけもよくなります。
また、多孔質の炭は土壌中の微生物の住みかとなるため、土壌の質をさらに良くする効果があります。
くん炭も炭と同じ働きをします。稲などから出たもみ殻を炭にしたもので、土に混ぜやすいという利点があります。

土壌の改良で肥料を与えるタイミングは

肥料は、施すタイミングによって、「元肥」と「追肥」に分けられます。

元肥の種類と与えるタイミングとポイント
植物を植える前の土に与える肥料のことを指します。元肥としてよく利用されるのは、米ぬか、油かす、腐葉土等があげられます。元肥は植物が成長する際に根がしっかりと張るようにするためのものですので、遅効性の肥料を用います。植物を植え替える場合など、土が弱って栄養がなくなっているため、元肥が重要な役割を果たします。特に、果実のなる野菜や果物などを植える場合、元肥の良し悪しで果実の実りが大きく変化します。早めに元肥を入れることがポイントです。一方で、過剰な元肥は植物の根を腐らせ枯らす原因となります。適量を見極めながら行いましょう。

追肥の種類と与えるタイミングとポイント

元肥とは違い、植物を植え付けた後、成長の過程に合わせて与える肥料のことを指します。元肥と違い、植物の葉や茎の成長に大きく関係するため、即効性のあるものを使用します。追肥として使われるものとしては主に、化学肥料や液体肥料などがあります。化学合成されたものを使いたくない場合は、鶏糞を使用することが多いです。
また、即効性の肥料と遅効性の肥料をうまく組み合わせて使用することもあります。その場合、油かすや米ぬかなどを使うため、自作も可能ですが、市販品で化学物質を使用しない追肥用の肥料なども売られていますので、上手に活用しましょう。

ガーデニングの三大肥料「チッソ・リン酸・カリ」の使い分け

ガーデニングや家庭菜園で使用する肥料には、3大栄養素と呼ばれるものがあります。チッソ(N)、リン酸(P)、カリ(K)がこの3大栄養素に当たります。
それぞれがどのような働きをするのかというと、チッソは葉の成長や茎の成長に働きかけます。チッソが上手に働いた植物は、葉の色が健康的な濃い緑色になります。ただし、与えすぎると花がつかなくなることがあります。害虫や病気などにもかかりやすくなる可能性があります。
リンは、花を咲かせたり、果実や花付きをよくしたりする働きがあります。なかなか花が咲かない場合などはチッソが過剰であるか、もしくはリンが不足しています。ただし、リンを与えすぎると果実の収穫量が減ることがあります。
カリは、根の成長に重要な役割を果たします。病気や害虫などに対して強い植物を作る効果もあります。ただし、カリを与えすぎると根腐れを起こしたり、花が咲いたり果実ができても見た目や味が悪くなることがあります。

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