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和風のお庭や、ちょっと日当たりの悪いお庭でガーデニングを楽しんでいる方にオススメなのが、ギボウシです。ギボウシは日本の山野草で、木漏れ日くらいの日差しでよく育ち、和風のお庭にもよく合います。ギボウシを上手に育てるコツをご紹介します。

日向に植えない

ギボウシが自生する環境は、雑木林の中など、木漏れ日くらいの日差しが差し込む場所です。そのため強い日差しに当たると葉焼けしやすく、そのままでは徐々に弱って枯れてしまいます。また、斑入りの品種は日差しが強いと斑が消えてしまうこともあります。

ギボウシを植える場所は、庭木の根元や建物の陰になる部分で、半日陰から明るい日陰くらいがちょうどいいです。

完全な日陰でも育たないことはありませんが、徐々に徒長していき、健全な株にはなりません。また、日陰で育てていると花が咲かないこともあるので、ある程度の明るさは確保してください。

できれば地植え

ギボウシは鉢植えでも育ちますが、株が大きくなってくると、中央部からなくなっていき、波紋が広がるように子株を残して増えていきます。環境がよければ子株を増やして広がっていくので、鉢植えよりは地植えの方が向いています。

鉢植えの場合は、1~2年で根が詰まってくるので植え替えが必要です。

鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、葉が大きく水分の蒸散が多いので、夏場は土の状態を見ながら朝夕に灌水してください。このとき、いつまでも土が濡れているようだと蒸れやすいので、土が乾いてから水を与えるようにしましょう。

そういった手間からも、地植えの方が管理が簡単でオススメです。

多肥にしない

ギボウシはあまり多くの肥料を欲しがりません。植え付ける用土は、市販の花用の土でかまいません。地植えする場合は、あらかじめ腐葉土などを混ぜ込んでおき、柔らかく水はけの良い環境を作っておきましょう。

肥料を与えるなら、寒肥として2月くらいに緩効性の固形肥料を少量与える程度で大丈夫です。

多肥にすると株が肥大して蒸れやすくなり、かえって花の付が悪くなったりしますので、肥料の与えすぎには注意しましょう。

病害虫に注意

ギボウシはアブラムシが発生したり、バッタやダンゴ虫、ナメクジに食べられたり、色々な虫の食害にあいます。見つけ次第駆除しましょう。

また、白絹病が発生することがあるので、株元を確認し、白い糸くずやカビのようなものが付いていたら薬剤を散布するなど対処が必要です。白絹病は、夏場の蒸れなどで発生しやすくなりますが、菌類は地表近くにしかいないので、地表から5センチ程度を除去するか、天地返しといって地表付近と深い部分との土を入れ替える作業を行うと防げます。

植え替えなどで掘り返したときに、根に団子状のこぶができていたら、ネコブセンチュウの被害です。根に影響が出ると株の成長が阻害されるので、早めの対処が必要です。根的リンなどの薬剤を散布するか、掘り返した株を40度程度のぬるま湯に数時間つけておくと効果があります。

育て方は簡単です

ギボウシは環境さえよければ、特に難しい世話をしなくても育ちますし、冬に地上部を枯らしますが、春になったら芽吹いてきます。梅雨時から秋にかけて美しい花も咲かせますし、様々な斑入りの品種もあります。ガーデニング初心者の方からベテランの方まで、幅広くオススメできる植物です。

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